【SHOP 7】じゅうじゅうと音を立てる鉄板と肉料理を楽しむ「ふらんす亭」
ステーキ、ハンバーグ、焙煎カレーが看板メニュー。品質と低価格を維持しながら、日本の洋食文化を伝えている。料理の多くは鉄板で供され、そのシズル感に心躍る。親子2代で通う人も多い名店。
だしのベースは、昆布やカツオ
ボリュームある肉料理と、〝なぜかホッとする味わい〟で知られる、ふらんす亭。それは、日本の洋食文化を受け継いでいるからだ。ソースやカレーなど、主だった料理のベースには昆布やカツオ、みりん、醤油などを使用し、白いごはんに合う料理を目指している。パッと見は普通なのに、クセになるのは、だしが違うから。年齢を重ねるにつれ、深みがある味わいを求めるビジネスパーソンたちが、ランチにリピートするのも納得。
「ふらんす亭」のデータ
創業年 1979年
お店の数 全国30店
ランチ客単価 1000円
男女比 6:4
長崎の老舗レストランで修業した創業者が、1979年に下北沢に開店。コスパ抜群のステーキで、学生や文化人たちの心をつかみ急成長。話題のレモンステーキの元祖店でもある。
広報さんに聞きました
「店内の厨房で仕込んでいるから、本格的なレストランの味を実現しています。店舗で独自開発したメニューも多く、お店による違いを楽しむ方もいますよ。」
株式会社エムグラントフードサービス
ふらんす亭事業本部
辻岡 徹さん
「ふらんす亭」注目の最新TOPICS
ボリューム感があるハンバーグの開発を強化。
中野北口店には牛すじカレーの食べ放題が。
長崎・佐世保発祥のレモンステーキの元祖店。
これを食べよう! 人気ベスト3
〈1位〉熟成ガーリックハンバーグ(880〜1050円)
●ガーリックと肉で、パワーをつけよう
音を立てる鉄板のシズル感に心躍る人気のハンバーグ。以前人気の白ガーリックソースを提供する店舗も。ごはんを鉄板の上にのせて食べるのがツウ。
〈2位〉ハラミカットステーキ 120g(1200〜1380円)
●かみしめるほどに肉汁があふれ出す
低糖質ダイエットブームで、ランキングが急上昇し定着。創業以来のメニューで、ボリュームも抜群。熟成ガーリックソースでオーダーする人が多い。
ここにも注目〔ステーキソース〕
ステーキメニューは4〜8種類(店舗ごとに異なる)の中からソースが選べる。人気を博しているのはこの3種類。時間と手間をかけた逸品だ。
〈3位〉和風ハンバーグ(890〜1060円)
●満足感とコスパを狙うならコレ
サッパリした大根おろしと、肉汁たっぷりのハンバーグが好相性。〝しっかり食べたいけれど、重いものはちょっと……〟と感じるランチ時にピッタリ。
[ツウはコレを食べる]裏ヒットメニュー
てりマヨハンバーグ(870〜990円)
●若者支持率が高い濃厚ガッツリ系
仕込み、調理、接客を行ない、店を知りつくしたスタッフのまかないとして圧倒的人気を誇るのがコレ。独自開発のマヨネーズとハンバーグの相性が絶妙。濃厚なのに爽やかで、ごはんとからめて食べるのもオススメ。