【SHOP 5】濃厚で満足度が高い金沢カレーを全国区に「ゴーゴーカレー」
水を使わず、食材の水分だけで仕上げた、深い旨味が特徴的な金沢カレーを全国に広めた。カツやコロッケなどのフライ類と相性がよく、気分に合わせてカスタマイズしていくのも楽しみのひとつ。
金沢カレーの条件はキャベツの千切り
ご当地カレーがブームの中でも高い認知度の金沢カレー。背景にはこのチェーンの存在がある。金沢カレーにはルーは濃厚でドロッとしていて、キャベツの千切りがのっている、ステンレスの皿に盛るなどの特徴がある。基本的にカツなどのトッピングをのせるのだが、時間がないビジネスパーソンは、ルーのみでオーダーする人も。混雑時でも1分ほどで出てくる。このように提供するスピードも〝品質〟のひとつととらえている。
「ゴーゴーカレー」のデータ
創業年 2004年
お店の数 国内67店 海外6店
ランチ客単価 800円
男女比 6:4
東京に進出した当時、秋葉原1号店は行列がニュースになったことも。濃厚なルーは、玉ねぎの甘さとエッジが立った香辛料の風味がベストバランス。2008年にニューヨークに進出。
広報さんに聞きました
「カレーに合うように、ごはんにもこだわっています。国産米を使用し、毎日店舗でベストな水加減で炊き上げています。また、提供するスピードにもこだわり、5分以上お待たせしないようにしています。」
株式会社
ゴーゴーカレーグループ
島口 淳さん
「ゴーゴーカレー」注目の最新TOPICS
春の新作は、チキン南蛮風カレー。
シャキシャキキャベツの千切りはルーとからめて。
濃厚なルーは、それ単体をツマミにする人も多い。
ドロッとしていて旨味があり辛い。しかし、辛さがあとに引かず爽やかに抜けていくルーが特徴。これは、55の工程を5時間かけてじっくり煮込んでいるのが秘訣。加えて55時間寝かし、旨味を熟成させているのも特徴。金沢出身の松井秀喜氏にどこか似ているゴリラのロゴがトレードマークだ。
これを食べよう!人気ベスト3
〈1位〉ロースカツカレー エコノミークラス(780円)
●カリッとしたカツにはソースがかかる
ルーに合わせて特別開発のカツがのる。ソースとルーとがからみ合い、とても濃厚。食べ慣れるとほかのカレーが物足りなくなる。
〈2位〉ウインナーカレー エコノミークラス(780円)
●フライしてあるウインナーが斬新
今までケチャップをつけて食べていたがウインナーがカレーに合うことを気づかせてくれる。ソースをかけて味を変えるのもGOOD。
〈3位〉エビフライカレー エコノミークラス(780円)
●エビフライはリッチな気分になる♪
タルタルソース×ルーという濃厚な組み合わせも楽しめる人気メニュー。カツを追加トッピングにする人も多く、常連客も支持。
[ツウはコレを食べる]裏ヒットメニュー
メジャーカレー エコノミークラス(1000円)
●メジャー級の活躍を狙うなら、コレ!
ロースカツ、チキンカツ、ウインナー、エビフライ、ゆで卵というトッピングを盛り合わせた、インパクトあるメニュー。ランチでパワーを注入したい時にオススメ。食べ切ったあとには不思議な達成感に包まれる。