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オンライン会議の最中に激しくうなずいたり、首をかしげることは好ましくない!?

2022.12.09

■連載/あるあるビジネス処方箋

相手と話す時のあいづちやうなずきは、上手い人とそうでない人がいる。前々回から3回連続で、ビジネスの現場で使う「あいづち」「うなずき」をテーマに、ベテランのアナウンサー・梶原しげるさんにうかがった内容を紹介する。今回は、3回目(最終回)となる。

【その1】は、こちらから
【その2】は、こちらから

梶原しげるさんには、今年7月に4回連続で敬語をテーマに取材を試みている。よろしければ、下記をご覧いただきたい。

ベテランアナウンサーに聞いたビジネスシーンでつい使いがちな間違い敬語
相手を遠ざけることも近づけることもできる!ベテランアナウンサーに学ぶ「敬語の力」
丁寧すぎるのは逆効果!相手との距離感をほどよく保つ敬語の使い方
「敬語は人間関係を見える化するツール」といわれる理由

梶原しげるさん/文化放送を経て、1991年からフリーアナウンサーに。報道からバラエティ番組まで数多くの番組に司会などとして出演。企業や公的機関、団体での話し方セミナーや研修の講師を務める。全国での講演も多数。日本語検定委員会審議委員、日本語大賞審査委員。オンライン話し方教室・ツタバナの主催者であり、塾長。語学に堪能で、英語、北京語による司会もする。東京成徳大学客員教授。

Q、在宅勤務の普及にともない、オンラインツールを使っての会議や話し合いが増えています。それに伴い、困ることもあります。私のケースで言えば、何度も激しくうなずく人がいて、少々面食らっているのです。

梶原:慣れないうちは、確かに難しいでしょうね。実際に向かい合うリアルな場ならば、顔だけではなく、上半身や全身が見えます。広い空間で、机や椅子がある場合もあります。こういう時には繰り返して数回うなずいたとしても、違和感はあまりないでしょう。それが、その人のキャラクターとして見られるかもしれませんね。

ところが、パソコンでのオンラインミーティングになるとわざとらしく、オーバーに見える場合があるのです。テレビ番組でも、同じことが言えます。テレビでは、出演者がスタジオでリアクションを軽くするだけでも、番組を観る側からするとオーバーに映る時もあるようです。オンラインではこのあたりを心得て、うなずくとよいでしょうね。

パソコンの前での姿勢や表情、髪などにもある程度は気を使ったほうがよいのかもしれません。視聴者はいったん気になりはじめると、ますます注意して見てしまうこともあります。

オンラインではうなずきがまったくないと、不安になる場合もあります。私は「オンライン話し方教室・ツタバナ」で会社員や学生、主婦などの生徒さんたちに、話し方を様々な形や方法で教えています。画面を見ながら話すのですが、生徒さんがあいづちを打たないままでいると、「話は伝わっているのかな」と感じることがあります。あいづちは相手への褒めと勇気づけでもあるので、適度な頻度でうなずくとよいでしょう。

Q、オンラインで打ち合わせや取材をしていると、相手が時折、首を傾けることがあります。「それは違うんじゃないの?」といった表情に見えますが、こちらからするとバカにされているようにも感じます。どのように思いますか?

梶原:相手に不快な印象を与えかねないのですから、好ましくはないでしょうね。とはいえ、私の経験で言えば興味深い話に聞き入ってしまい、意識をさほどすることなく、首をついかしげてしまう時もあるのです。

あるいは、インタビューで真意を聞き出す時の1つのテクニックとして、首をちょっと傾けて「本当?」といった表情を見せることもありです。「本当?」と言葉にすると、雰囲気を壊しがちですが、そうせざるを得ないこともあるかもしれませんね。会話は、全身を使うものだとあらためて思います。

真剣に聞く時の表情や態度をマスターしようとするならば、鏡の前でトレーニングをするのがおすすめです。会話する相手は、目の前でこちらをずっと見ています。その時の、表情・態度は極めて重要です。日頃から場数を踏んでおくと、実際に会話をする時にそのような表情や態度をスムーズに見せることができます。

Q、3回連続で梶原さんのお話を紹介してきましたが、最後に読者へのメッセージを。

梶原:3回を通じて、うなづきとあいずちでメリハリをつける方法をお伝えしました。特に私がおすすめしたいのは、会話には常に相手がいること。相手への配慮や理解しようとする心を持つこと。

互いに好奇心を持って話すからこそ、会話は楽しくなります。相手の話を聞くことが、会話の上でもっとも大切です。そのことを私たちは、「ツタバナ」でも強調しています。話し方教室とは、実は聞き方教室でもあるんですね。会話力は話せば話すほど、聞けば聞くほど会話のスキルを上げてくれるんですね。さあ、皆さんと一緒に会話力を磨いていきましょう!

取材・文/吉田典史

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