「ストレス解消法の数』について見てみると、全体平均3.8個に対し、女性は4.5個、特に女性20代は5.6個と他に比べて多く、解消法を多く持っていることがわかる。
最近よく聞かれる言葉に、「ストレスコーピング」がある。これは、ストレスにうまく対処することを意味し、ストレス要因を取り除くこと、自分自身の考え方を変えることなどが含まれるが、ストレス解消法もそのひとつ。一般的に、ストレスの対処法(コーピング)は、バリエーションを多く持つのがよいとされているが、実際のところはどうなのだろうか。「ストレス解消法の数」と、「うまくストレス発散できているか」の関係性をさぐってみた。すると、ストレス解消法の数が「7個以上」ある人は「0個」の人に比べ、「とてもそう思う+そう思う」の割合が17ポイント高く、多くのストレス解消法を持っている人ほど「うまくストレス発散できている」と実感している傾向にあることがわかった。女性20代は、ストレス解消法の数が多く、上手にストレス発散ができているといえそうだ。ストレスを抱えている人は、これを機にぜひ、いろいろな方法を試してみてはいかがだろうか。