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バレンタインデーには、義理チョコのバラマキもあります。ホワイトデーのお返しをするかしないか悩む男性も多いはずです。返さないという選択は問題ないのでしょうか?返す人の割合や、返さないときにどう思われるのかを紹介します。
ホワイトデーはお返し必須?
バレンタインデーにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにお返しは必要なのでしょうか?返さない人もいるのか、現状を知っておきましょう。
返す割合は属性によって違う
過去に凸版印刷株式会社が実施した『ホワイトデーに関するアンケート』では、20〜60代の男女合わせて45.8%の人がホワイトデーに何らかのお返しをした、またはもらったと回答しています。
ただ、30〜40代の男性でホワイトデーに興味のある人に絞れば、8割以上がお菓子を贈ったと回答したようです。年代やイベントへの興味など、属性によって返す・返さないの割合は変わってくると分かるでしょう。
基本的に、ホワイトデーのお返しは必須とまではいえません。しかし、社会人のコミュニケーションや恋愛を円滑に進めていこうとする状況では、お返しをしないことで悪い印象を持たれる可能性もあります。
今後も仕事やプライベートで付き合いを続けていくような場面では、お返しをする人が多いでしょう。
バレンタインほどの盛り上がりはなし
『バレンタインデー』は、女性が自発的に告白するイベントとして注目されています。また、ホワイトデーのお返しを期待して義理チョコを配る人もいるため、盛り上がりもあるでしょう。
しかし、ホワイトデーは多くの人にとって、バレンタインデーほどの盛り上がらないイベントのようです。
バレンタインにチョコレートをもらわなかった人は、無関心のまま過ぎ去ります。チョコレートをもらっても、何を返すか悩む人が多いでしょう。
実際、チュッパチャップスの『ホワイトデーに関する調査結果』によると、パートナーへのお返しでさえも56.6%の人が何を贈るか悩んでいるという結果が出ています。
さらに同調査では『ホワイトデーに忘れられない思い出はあるか?』という質問に、9割超の人が『特になし』と答えました。
返さないとどう思われる?
ホワイトデーに帯する興味は薄くても、お返しなしでは悪い気がする人もいるでしょう。あくまで一般的な傾向ではありますが、返す・返さないを相手がどう見ているのかチェックすると、お返しの判断をしやすいはずです。
本命チョコ、義理チョコ、相手が喜ぶホワイトデーのお返しの選び方
義理チョコだと期待されない傾向
女性にとって本来、バレンタインデーは意中の男性や恋人にチョコレートを渡すという目的のイベントです。『他の人にあげないのは気まずい』『会社の人にお礼の意味を込めて渡している』という義理でもらったチョコには、お返しを期待されないこともあります。
ホワイトデーのお返しを楽しみにしている女性もいますが、安価な義理チョコであればそこまで気にする必要はなさそうです。もともとお返しを期待せず渡している人も多いでしょう。
相手の性格や周囲の同僚の対応を見て、お返しをするか考えるのが無難です。会社での義理チョコの場合、他の同僚が全員お返しをしている中、1人だけお返しをしないと気まずいかもしれません。
パートナーには返すのが吉
恋人や夫婦関係にある女性からバレンタインのチョコをもらったときは、ホワイトデーのお返しを考えた方がよいでしょう。
普段の感謝の気持ちとして渡しているのであっても、お返しにプレゼントをもらって悪い気はしないはずです。逆にホワイトデーのお返しを楽しみにしている場合、返さないとがっかりされる可能性もあります。
関係性によっては、ホワイトデーに何も返さないことで怒りや不安を感じさせてしまうかもしれません。結婚記念日や相手の誕生日と同じように、『もらったら返す』を心がけた方が安心感を与えられます。
返す場合の相場は?
ホワイトデーのお返しの相場は、もらったチョコレートの値段や関係性によって変わります。義理チョコと本命チョコでは、お返しに選ぶものも変えましょう。
恋人、奥さん、職場の同僚、ホワイトデーのお返しの相場はいくらが妥当?
キャンディ?クッキー?チョコ?相手に喜ばれるホワイトデーのお返し菓子の選び方
現在は同程度の金額でOK
『ホワイトデーのお返しは3倍』という考え方も昔はありましたが、現在では高額なお返しを期待している人は少ないようです。男性が気前がよくお金を出すのが一般的であった時代と、男女平等で割り勘が広まっている現在では考え方も変わっています。
関係性によっては、高額なお返しによって気を遣わせてしまうこともあるでしょう。お返しには、もらったものと同額か少し多めを意識して選ぶのがおすすめです。
パートナーへのお返しは少し多め、義理チョコへのお返しは同程度と考えておくのもよいでしょう。
義理チョコへは消え物を
義理チョコをくれた女性の多くは、あくまでもさっぱりとした気持ちでチョコレートを配っています。お返しも食べ物や消耗品といった『消え物』を選び、相手が使い道に悩まないように配慮しましょう。
アクセサリーをはじめ身に着けるギフトは、単なる友達や仕事関係の相手にもらうと『重い』と感じることもあります。
お菓子やお茶など、万人受けするものは喜ばれるでしょう。食べ物の好みが分からない場合、入浴剤や仕事で使う文房具といった消耗品を選ぶ方法もあります。
義理チョコのお返しは何にする?ホワイトデーのおすすめギフトとNGギフト
パートナーには特別感を演出
パートナーへのお返しを義理チョコへのお返しと同じようなチョイスにしてしまうと、特別感が薄れるかもしれません。パートナーには、他の人にはプレゼントしないものを選びましょう。
高級感のあるスイーツや、相手が好きなお菓子を贈るのも喜んでもらえるはずです。めったに食べられない人気店のスイーツをはじめ、イベント感を演出すると喜ばれる傾向にあります。
食べ物以外のプレゼントでも、相手が好きな物を選ぶのがおすすめです。お返しに小物類やアクセサリーを買うなら、相手が普段使っているブランドや好みの傾向を確認しておきましょう。
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構成/編集部