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「ハロウィン」っていつ?意外と知らない由来、仮装、かぼちゃの理由

2020.10.03

年々『ハロウィン』を楽しむ人が増えていますが、どのようなお祭りなのか知らない人もいるのではないでしょうか?そこで、ハロウィンの起源や仮装する理由などを紹介します。また、さまざまなハロウィンの楽しみ方についても紹介するので、参考にしましょう。

ハロウィンは毎年10月31日

アメリカでは一大イベントであるハロウィンは、どのようにして始まったのでしょうか?ハロウィンの起源や定着した経緯について見ていきましょう。

始まりは紀元前のケルト民族の収穫祭

ハロウィンといえばアメリカで盛大に祭るイベントという認識が定着していますが、実はその起源は古代ヨーロッパにあります。古代ヨーロッパに住んでいたケルト民族が、大晦日に行っていた収穫祭が起源なのです。

収穫祭の起源は、紀元前5世紀ごろにまでさかのぼります。古代ケルト民族の暦で大晦日に当たる10月31日に行われていたもので、秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払うのが目的でした。大晦日には、先祖の霊や悪霊がこの世に戻ってくると信じられていたためです。

現在は秋のイベントとして定着

もともとはヨーロッパの収穫祭であったハロウィンをアメリカに広めたのは、19世紀初め、ヨーロッパからアメリカに渡った移民たちでした。『Hallow Eve(ハロウ・イブ)』と呼ばれていましたが、アメリカのキリスト文化の影響もあり、現在の『Halloween(ハロウィン)』に変化し定着したとされています。

時代とともに収穫祭や魔よけといった意味合いは薄れ、仮装やトリックオアトリートなど、子どもも楽しむ恒例の秋のイベントになり定着したのです。

今さら聞けないハロウィンの疑問

ハロウィンの定番である仮装やカボチャのランタン、「トリックオアトリート」という言葉には、理由や意味があります。それぞれの理由や意味を知ると、ハロウィンをより楽しむことができるでしょう。

なぜ仮装をするの?

古代ケルトではハロウィンの日には、先祖の霊だけでなく悪霊がやって来ると信じられていました。悪霊は、農作物や家畜に悪さをすると信じられていたため、仮装して悪霊を驚かせたり怖がらせたりして追い払うという慣わしがあったのです。

そのため、魔女やドラキュラ・ガイコツ・黒猫・ゴースト・フランケンシュタインといった、一般的に怖いイメージがあるモンスターの仮装が定番になっています。また、仮装をすることで悪霊と同化し、災いを避けるという意味もあるようです。

現在は前述の怖いイメージの仮装だけでなく、人気アニメのキャラクターをはじめ、かわいらしい仮装や個性的な仮装も多く見かけます。

カボチャでランタンを作る理由は?

ハロウィンのシンボル的存在なのが、大きなカボチャに目・鼻・口をくり抜いて作る『ジャック・オー・ランタン』です。ランタンの中にロウソクを立てて、玄関や窓辺に置いておくと魔よけになると信じられています。

ジャック・オー・ランタンは、アイルランドやスコットランドの言い伝えに由来しています。生前行いが悪かったジャックという男性が、天国にも地獄にも行けずカブのランタンを手にさまよい続けているという話です。

この話がアメリカに伝わると、カブから手軽に手に入るカボチャに変わり広まったとされています。

トリックオアトリートの意味は?

アメリカではハロウィン当日の夕方になると、仮装した子どもたちが近所を回ります。玄関先で『トリック・オア・トリート(お菓子をくれないと、イタズラするぞ!)』とお決まりの言葉を言い、家の人が用意していたチョコレートやキャンディーなどのお菓子を渡してくれるのが風習です。

この風習は、ソウルリングと呼ばれるヨーロッパの風習が由来とされています。死者の日に仮面を被った子どもたちが、パンやソウルケーキと呼ばれる食べ物を乞いながら歩くという風習です。食べ物が差し出されないと、霊たちがイタズラをすると考えられていました。

家族や友達とハロウィンイベントを楽しもう

ハロウィンの楽しみ方は、イベントに参加するだけではありません。自宅でもさまざまな楽しみ方があります。家族と友達と楽しいハロウィンを過ごしましょう。

部屋や玄関を飾り付ける

ハロウィングッズで玄関や部屋を飾るだけで、ハロウィンムードを満喫できます。カボチャやコウモリをモチーフとした置物を飾ったり、部屋をハロウィンの定番カラーであるオレンジや黒でデコレーションしたりと、多彩なアイデアで盛り上げましょう。

毎日使用するダイニングテーブルのセンタークロスやランチョンマットをハロウィンカラーにするのもよいでしょう。

近年はハロウィンカラーにこだわらず、ホワイト・ゴールド・シルバーといったシックなカラーのパンプキン飾りなども人気です。100均で手に入るパンプキンを好きなカラーにペイントしたりデザインしたりして、オリジナルのインテリアを作るのも楽しいでしょう。

ハロウィンの定番「ジャック オ ランタン」、今年は手作りしてみない?|@DIME アットダイム

友達と一緒に仮装する

仮装はハロウィンならではの楽しみなので、仮装をしたことがない人も挑戦してみましょう。友達とテーマを決めて仮装したり、おそろいの仮装でコーディネートしたり、さまざまな楽しみ方があります。記念撮影をすれば、楽しい思い出として残るでしょう。

友達や家族と仮装して、ホームパーティーを開くのもおすすめです。ハロウィンにちなんだデコレーションや料理を並べれば、より気分が盛り上がるでしょう。

ハロウィン料理を作る

ハロウィンにちなんだ料理を作るのもおすすめです。カボチャがなくても、日ごろ作っている料理にひと手間を加えるだけでハロウィン料理になります。

例えば、ハロウィン用の型抜きを利用すれば、簡単でかわいいランタン風ケチャップライスが作れます。

ケチャップライスをカボチャ型の型抜きに詰めてお皿に盛ります。ランタンの顔が作れるノリパンチでノリを切り抜いて、ケチャップライスに盛りつければ完成です。

数多くのハロウィン料理のレシピがあるので、ネットなどの情報もチェックしてみましょう。

プロのインスタをチェック!楽しくてかわいいハロウィンキャラ弁を作るコツ|@DIME アットダイム

構成/編集部

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