
携帯電話会社、と聞くとまずどこの企業を思い浮かべますか? おそらく多くの人がドコモ、au、ソフトバンクの3社を真っ先に思い浮かべると思います。
しかし日本にはまだまだ多くの携帯電話会社が存在します。今回の記事では、そんな日本の携帯電話会社とそのシェアランキングなどを紹介します。
携帯電話会社の一覧とシェア
「MNO」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。MNOとは「移動体通信事業者」の略で、基地局や設備を持っており、自社の回線を用いてユーザーにサービスを提供する携帯電話会社のことです。日本においてはドコモ、au、ソフトバンク等がこれに該当します。また2019年の秋からはMNOに楽天モバイルが仲間入りします。(正確には参入済み。今秋よりサービス開始予定)
それに対し、今CM等で話題の格安SIMを提供する、LINEモバイルやUQモバイルは「MVNO」といいます。MVNOは、MNOにV(Virtual)が付いた「仮想移動体通信事業者」といいます。MVNOはMNOと異なり、自社回線を持たず、MNOに対しお金を払って回線を借り、ユーザーにサービスを提供しているのです。
この項目では、そんなMVNOも含めた、携帯電話会社の一覧とシェアランキングを紹介します。
日本の携帯電話会社一覧
日本の携帯電話会社の一覧をMNO、MVNO(使用回線)別に五十音順で紹介します。なおMVNOは日本だけでも優に100社を超えているため、全てを紹介するのは不可能ですので、代表的な20社を紹介します。※楽天モバイルはMNOに分類。
【参考】価格.com https://kakaku.com/mobile_data/sim/ranking.asp
【MNO】
・NTTドコモ
・KDDI/沖縄セルラー電話(au)
・ソフトバンク
・楽天モバイル
【MVNO】
・イオンモバイル:ドコモ回線
・エキサイトモバイル:ドコモ回線
・ヤマダニューモバイル:ドコモ回線
・ロケットモバイル:ドコモ回線
・ワイモバイル(Y!mobile):ドコモ回線
・BIGLOBE:ドコモ回線
・DMM mobile:ドコモ回線
・DTI:ドコモ回線
・H.I.S.モバイル:ドコモ回線
・IIJmio(みおふぉん):ドコモ回線
・J:COM Mobile:ドコモ回線
・LIBMO(リブモ):ドコモ回線
・LINEモバイル;ドコモ、Softbank回線
・LinksMate(リンクスメイト):ドコモ回線
・mineo(マイネオ):au回線
・nuroモバイル:ドコモ回線
・OCN モバイル ONE:ドコモ回線
・QTmobile:ドコモ回線
・UQ mobile:au回線
・Y!mobile(ワイモバイル)
日本の携帯電話会社シェアランキング
総務省発表の「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成30年度第4四半期(3月末))によると、2018年9月時点の携帯電話の契約数シェアは、NTTドコモが39.0%でトップ。時点でKDDIが27.6%、ソフトバンクが3位で22.1%となっています。
またMVNOでもドコモ回線が5.5%でトップ、au回線が3.2%、ソフトバンク回線が2.6%と続いています。
【参照】http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000136.html