小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

MVNOっていくつあるの?日本の携帯電話会社の一覧、シェア、歴史を調べてみた

2019.04.14

携帯電話会社の歴史

携帯電話会社の歴史は複雑で、それぞれが合併、吸収、資本提携や分離、経営権の変更等を繰り返して現在の大手3キャリア(楽天モバイルも含めれば4キャリア)となりました。

やはり代表的な企業はNTTドコモでしょう。元々は「日本電信電話公社」といい、国内の電信電話事業を官営から引継ぎ、1985年の「通信自由化」まで国内通信事業を一手に引き受けていました。またこの時、同時に民営化し、名称を「NTT」に改称しています。その後、1992年にはNTT移動通信網各社(NTTドコモ)へ移動体通信事業を移管しました。移動体通信事業とは、携帯電話やPHSなど、移動しながらの通信可能な端末へ、通信サービスを行う事業のことです。

auブランドでお馴染みのKDDIですが、この設立もまた複雑で、KDDIの場合は親が3人いた、と例えた方がわかりやすいかもしれません。というのは、KDDIは、KDD(国際電信電話株式会社)、DDI(第二電電)、IDO(日本移動通信)という三社が合併し、誕生した企業だからです。さらに元をたどれば、KDDは1953年施行の「国際電信電話株式会社法」によって、上記NTTの前身「日本電信電話公社」より独立分離した企業でした。ちなみにKDDは電信電話公社と同じく、1985年の通信自由化まで、国際電信電話事業を一手に引き受けていました。またKDDIの直接の前身企業となるDDIは、元々auブランドの前身事業をおこなっていた企業です。

ソフトバンクの前身は国鉄でした。国鉄は分割民営化に先立ち、1986年にJR通信を設立。その後日本テレコムを吸収合併し、日本テレコム(2代目)となります。日本テレコムは1991年にはJRグループと共同出資でデジタルホングループを設立。1994年には日産自動車と共同出資を行い、デジタルツーカーを設立しました。その後、吸収合併や買収、商号変更を重ね、ソフトバンクが誕生しました。

取材/文 高沢タケル

※データは2019年3月末時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するのものではありません。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。