男前、武骨を目指すキャンパーに人気の「シェルター&タープ活用」
グランピングを代表とする快適キャンプが人気を集める一方、その真逆とも言える男前キャンプ、武骨キャンプを目指す人が増えており、フロアのない「シェルター」や「タープ」を活用する人が増殖中だ。
タープをフルクローズさせてテントのようにする、タープのポールを利用してテントを引っかける、タープの下にハンモックやコットで眠る、軍用シェルターであるパップテントを使うなど、そのスタイルは多種多様だ。
メリットはなんといっても手軽で、蒸れ知らずなこと。ただし、タープ用ポールに引っかけるテントでもない限り、虫が入ってくるなど多少の不便が伴う。これを楽しめるかどうかが鍵となる。
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テントの寿命を左右するメンテナンス
どんなにすぐれたテントでも、雨に濡れたまま長時間放置するとカビがはえ、劣化がすすんでしまう。また、素材によっては数年で生地がべたつくが、これは防水性をもたせるコーティング剤の加水分解が原因。使用後は泥汚れを落とし、しっかり乾燥させることが何より大切なのだ。
また、車内やベランダなど高温になる場所での保管劣化を早める原因となる。風通しのいい場所に保管。大切にしまい込むのではなく、定期的に広げよう。
その上で、ジッパー部分やフレームの接続部分に潤滑油をさし、生地にはっ水剤をかければ、テントの寿命は長くなる。
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取材・文/大森弘恵