「トンネル型」はおしゃれで設営が簡単
フレームを平行に通して作る「トンネル型」のテント。「カマボコ型」と呼ぶことも。
キャンプ用のトンネル型テントは大きなリビングを持ち、テント壁面が垂直に近くてゆったり過ごせるのがメリット。その割に、フレームを交差させないので設営も簡単だ。近年は日本の気候を考慮したトンネル型テントが増えているのもありがたい。きっちり設営すると風にも強くて頼りになる。
ただし、混雑したフリーサイトでは張り綱が隣のテントと干渉しそうになることがままある。自立できないトンネル型は、ある程度設営した状態からの移動は、ドームテントに比べて手間がかかるので、サイトのレイアウトはしっかり計算しておきたい。
https://dime.jp/genre/571609/
https://dime.jp/genre/550943/
設営しやすい「ワンポールテント」は真ん中のポールをどういかすかがポイント
フロアをペグで固定したら、真ん中にポールを立てるだけで設営が終了する「ワンポールテント」。コットン製はそれなりに重くなるものの、それでもポールが一本なので大きさに対して軽量。そのため女性キャンパーに人気が高い。耐風性も抜群だ。
ただし、その形状からどうしてもフロアのはしは背が低く、有効利用しづらい。生地の角度や立ち上がりの有無が居住性を大きく左右するテントでもある。
真ん中にあるポールが邪魔に思えるが、大型ワンポールテントであれば、ポール周囲にテーブルを置いてあえて中央をリビングに。
また、ポールを中心に半分を寝室、もう半分を土間として使えるよう設計しているテントも多く、これなら2ルームテント的な使い方ができてさほどポールが気にならないだろう。
デメリットは柔らかな雪上や硬い地面など、手持ちのペグが使えないシーンではどうにも設営できないこと。ワンポールテントを所有するなら、タフなペグは必携だ。また、出入り口は雨が中に入りやすいため、タープを併用するほうが快適。
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