■抵抗とコンデンサーの取り付け
いよいよCR(CapacitorとResistance)をハンダ付けする。実体配線図があるが、必ずしもその通りに配線しなくてもいい。高さ方向も加えた立体的な配線を考えよう。音質の決め手となるカップリングコンデンサーはザキット屋でも高音質版のオプションとして「ASC X335 4.7μF/400V」が販売されている。実は私もこれとほぼ同じモノを入手した。他にも数種類あるので、比較試聴もできるのだが、今回は完成を急いで、ASCを最初から付けることに決めた。配線に確実を期すためラグ板の穴に抵抗の脚をからげすぎてハンダが美しくないのが反省点。次回からはもっと脚は潔く引っ掛けるだけにする。
右端にある緑色のコンデンサーが付属品。赤、黄、白がこちらで集めたもの。大橋店主が推奨するASCを使うことにした。
耐圧400Vはかなり大きいので配線が隠れてしまう。ここまでにミスがないかよく確認した。
実体配線図よりも曲線的に配置して脚が短くなるようにしたつもり。イラストの配線の方が見栄えがいいが、実践するのは難しい。
全ての配線が完成! あとは配線をチェックしてテスターで電圧を測定すればOK。その後で入力セレクターの延長シャフトとツマミを取り付ける。
今回、役に立ったツールがこれだ。デスクトップ用の上海問屋「アルミ製 カップホルダー」。好きなコーヒーをこぼす心配なく机の上を占領することなく安全に確保。
折りたたみ式で机の厚みは38mmまで対応、カップの口径は82mmまで対応。