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サンバレーの球転がし対応真空管プリアンプキット『SV-Pre1616D』に挑戦

2018.06.03

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

■Introduction

サンバレーの真空管アンプキット『SV-S1616D』を作ってから、すっかりサンバレーファンになった私の元に1616(イロイロ)シリーズから真空管プリアンプキットが登場するという情報が届いた。これは見逃せない! CDの時代になってから、プリアンプはその必要性を失い、DACに優秀なデジタルボリュームが搭載されると、デジタル入力に対応したDACプリとして脚光を浴びた。私は以前からアッテネーター派なので、現在もバランス対応のアッテネーターとパワーアンプを組み合わせて使っている。接点が増えるので入力セレクターは使わない。

これでは普通の人は使いにくいので、やっぱりプリアンプはあった方がいい。さらに真空管プリアンプはトランジスタアンプと組み合わせると、真空管テイストを加えて手軽に真空管アンプの音が味わえるのだ。プリメインアンプにメインインの機能があれば本機を組み合わせて使える。パワーアンプを真空管アンプに入れ替えると出力が落ちるが、その心配もなく、パワーアンプよりプリアンプの方が低価格なのだ。

そして5月の連休前に登場したのが『SV-Pre1616D キット』である。価格は真空管別売で5万9000円とハイコスパ。これで入力4系統、出力2系統、さらにDAC内蔵に対応、LRのバランスコントロール付き。DACを内蔵させたい人はエレキット『USB-DACモジュール』を別途購入しよう。使用する真空管は「12AX7」、または「12AU7」である。本機の世界初の機能として異種真空管差し替えに対応している。つまり、これらの種類の異なる真空管を無調整で差しかえられるのだ。さらに付属のダイオードモジュールと整流管の差し替えにも対応。完成後も球転がしで楽しめる。

今回の製作時間は19時間だった。写真を撮りながら、枝ぶりも検討して作った時間なので、皆さんなら、もう少し短時間で完成できるだろう。ちなみにサンバレーの大橋店主は12時間で完成させています。難易度は中級クラスとのこと。電源部が基板化されているため、私はパワーアンプよりも製作は容易に感じました。

■Report

今回はキット発売前に予約を入れたら特典で『USB-DACモジュール』が付いてきたので、こちらから先に作る。エレキットなので1枚基板構成だ。注意点はミニジャック出力端子を付けないこと。そしてジャンパー線の位置である。これはプリアンプの説明書に詳細が記載されているので、そちらを参照しよう。私はエレキットの説明書を見ながら、作ったら見事に余計な事をしていた。せっかくなのでヘッドホンで音出ししてみた。

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