[3]@市ケ谷付近 23:00
わずか3kmでまさかの靴ずれ!
山靴を履いて臨んだにもかかわらず、靴ずれに。付属の絆創膏で難を逃れる。革靴を履いている人はもっと大変だということは、容易に想像がつく。
[4]@曙橋 23:17
寒さに耐えきれずカイロ出動!
関東大震災の復興事業として計画された曙橋の陸橋。企画との関連性を感じつつも、寒さには勝てず、ついにカイロで暖をとる。
[5]@新宿御苑 23:39
今度は激しい空腹が急襲!
歩き始めてから1時間。そういえば何も食べていない。カンパンを取り出して貪るように食べるが、本当は温かいものが食べたい……。
[6]@新宿御苑 23:40
カンパンのせい? 速攻、水分補給
小腹を満たしてから約1~2分後。猛烈なのどの渇きを覚える。カンパンのせいか! 普段から食べるものではないが、非常時以外は無理!
[7]@西新宿付近 24:01
体力の限界を感じ始める
歩き始めてから6kmほど。日頃の運動不足がたたったのか、脚が前に進まない。〝翼が生える〟あの栄養ドリンクは防災セットに入っていない。
[8]@新宿中央公園 24:05
気力も失い、ここをゴールにする
「ちょっとアルミブランケットに」と1回くるまってしまうと、もう立ち上がれない。ここでリタイア。でもブランケットはかなり暖かかった。
〈感想〉
7km歩いただけで、つまずき、靴ずれ、寒さ、空腹、渇きに襲われた。「災害時にむやみに帰宅しないように」と東京都がいう理由をあらためて実感した。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。