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オール手配線!サンバレーの真空管アンプキット『SV-S1616D/300B仕様』製作編

2018.04.09

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

工具/部品編はこちら

■Introduction

初心者でも作りやすい、ザ・キット屋のオリジナル製品サンバレー『SV-S1616D/300B仕様キット』8万5320円(税・送料込)を作ろうと工具と真空管を揃え、今回はいよいよ製作開始。手順としては下記の10段階になる。最後の10はネジ止めのみで、9は測定なので実質は8段階だ。

1.サブプレートBの配線
2.サブプレートAの配線
3.フィラメント電源プレートの配線
4.シャーシのフロントとリアに部品取り付け
5.シャーシにサブプレートBを取り付け
6.シャーシにトランス類の取り付け
7.シャーシに残り2個のサブプレートを取り付け
8.電源部などの配線
9.電圧測定
10.底板の取り付け

ちなみにNFBの量が3dBと6dBから選べるように2種類の抵抗が入っている。ということ最初にやるのは説明書の読み込みとパーツリストのチェックである。ネジ類は多めに入っていると予想して数えなかったが、皆さんは数えましょう。抵抗値はテスターで測っておくと部品のバラツキも分かる。配線の枝ぶりにこだわるとタイラップが足りなくなるので追加しておこう。配線材は多少失敗しても余るぐらい付属している。

■Report


最初に作るのはシリコンダイオードモジュールだ。円筒形のアルミケースの中にダイオードを組み合わせる。これに真空管ソケットに差し込めるようにUSプラグにハンダ付けする。これで一見、電解コンデンサー風のパーツが出来上がる。


このように部品と線材を直接ハンダ付けするのが手配線の醍醐味だ。

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