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オール手配線!サンバレーの真空管アンプキット『SV-S1616D/300B仕様』工具・部品編

2018.04.02

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

■Introduction

今までにいろいろな真空管キットを完成させ、次はいよいよフルディスクリート、つまりオール手配線、別名、空中配線、つまり基板を使わずにラグ板と呼ばれる配線中継用のパーツと配線材のハンダ付けで組むキットを作りたくなった。しかし、これはかなり難易度が高い。配線材も全て自分で切る必要があり、適切な長さは実体配線図にも記入されていない。つまり自己責任、というか現物合わせで切るのだ。また複数の部品の足や配線をまとめてハンダ付けする個所があり、間違えて先にハンダ付けすると後で泣きを見ることになる。さらに完成後に音が出なかった場合、どこに問題があるかをチェックするのも大変そう。またハンダ付けと配線の引き回し、いわゆる「枝ぶり」によって音質が変わる。最悪の場合はノイズが出ることもある。メリットとしては完成後に部品を付け替えるのが容易とか、基板を使った製品より音質的に有利とも言われている。

初心者でもリスクの少ないキットはないかと探してみると、ザ・キット屋のオリジナル製品サンバレー『SV-S1616D/300B仕様キット』に遭遇。通常、キット名には使用する真空管の型番を入れるのだが、1616Dは「いろいろ楽しんで」の意味なのだ、ダジャレか! いろいろの意味は同じシャーシで300Bシングル以外に、300Bプッシュプル、多極管シングル、多極管プッシュプルなどが組めるのだ。完成後も別キット用のパーツセットを追加購入すれば違うキットに組み替えられる。しかも、300Bシングルのキットが真空管なしで8万5320円(税・送料込)とハイコスパ! 安かろう悪かろうではなく、直流点火で整流管も使える仕様になっている。そして、電圧増幅部、電力増幅部、DC整流部がサブシャーシ化されているので、手配線は初めてという人にも作りやすいという。これはぜひ作ってみたいと思いキットを注文した。

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