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オール手配線!サンバレーの真空管アンプキット『SV-S1616D/300B仕様』製作編

2018.04.09

■Impression

今回は製作時間の計測を忘れるほど時間がかかった。30時間以上かかっているの確かである。1日2時間として2週間ぐらい。ちなみにザ・キット屋の大橋店主は15時間で多極管仕様のキットを完成させている。早い人なら、これぐらいの製作時間と思われる。別に早く完成させることに意味はなくキットなのだから長い時間楽しめた方がお得である。難易度が高いのはやはり、サブプレートBである。ここのソケットへの配線と部品の枝ぶりが勝負処である。完成してから見ると、枝ぶりが悪い。もう少し配線に余裕を持たせてカーブにメリハリを持たせた方がよかったと反省している。あとコンデンサーは立てた方が見栄えがいい。

基板を使った配線に比較するとディスクリートは、自由度が高い。そしてタテヨコだけでなく高さを活かした3次元的な配線になる。ラグ板の上と下の端子を活用して配線を分かりやすくしようという設計者の気配りが感じられる。基板では不要だった線材の被覆を剥いてハンダメッキをして、ハンダ付けという作業が増える。これには絶対、ワイヤーカッターがあった方が便利だ。カッターでコロコロして剥いてもいいが効率が悪い。配線をまとめてハンダ付けする個所もあるので先が尖ったコテ先より、円柱を斜めに切った断面が使えるコテ先の方が使いやすい。大面積のコテ先でグーッと暖めてやるのだ。

あと2本か3本の配線をからげて肝心のハンダ付けを忘れることがある。テスターでチェックすると問題なく、スピーカーと接続すると音が出ないなど、やっかいな現象が起こるのはこれが原因のことが多い。あとは一見、ハンダ付け出来ているようで出来ていないイモハンダ。まあ、イモハンダはないと思うが。チェックする方法は電源を切ってから、充分に時間をおいたらドライバーで部品をコツコツ叩くとグラグラするので分かる。大橋さんはハンダ忘れを防ぐため配線を引っ張る、引っ張りテストを推奨している。もし、完成しても音が出ないなどのトラブルが発生した場合、ザ・キット屋が有償で点検整備してくれるので安心して手配線のキットに挑戦してみよう。


測定結果から配線ミスと配線忘れが判明。これを修正して無事完成した『SV-S1616D/300B仕様』。まさに手作りなので完成すると感激ひとしおである。

次回はカップリングコンデンサーと真空管の違いによる音の変化を楽しむ球転がし編をお届けする。

写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

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