少し煮込んだら水溶き片栗粉を加えて濃度を付ける。
★POINT
水溶き片栗粉は少しづつ入れましょう。加えてからもうひと煮立ちした辺りで一気に濃度が付くので、様子見をしながら慎重に加えていくことが大事です。
出来たものを皿に盛って完成です。
【5:00経過】
いかがでしょうか。お馴染みの麻婆豆腐があっという間に完成です。一見手間のかかりそうなメニューと思いがちなのですが、特に火入れの時間も短くて済みますし、味付けも豆板醤と甜面醤が主体であとはお好みで甘さ辛さを調整するだけ。意外と簡単メニューなんです。また、ニラ、長ネギ、ゴマ油が入ることで中華料理感グッと上がりますので、「作ってみたら意外と簡単に出来ちゃった」と言いたくなる一品かも知れませんね。なかなか中華調味料を触る機会も少ないかと思いますが、ぜひ、出来上がりのイメージがしやすい麻婆豆腐で中華料理デビューしてみてはいかがでしょうか!
『お料理うんちくツイート』~麻婆豆腐の始まり~
1800年代、中国大陸が清の時代に、麻婆豆腐は生まれた。町のとある定食屋にいたあばた顔(麻点)のおかみさんが作ったことから、麻婆豆腐と名付けられる。日本へは1970年代に陳建民によって持ち込まれ広まる。麻婆豆腐は存在感の大きさの割に歴史は浅い料理である。
文/ムッシュ・フジタ
南国の某リゾートホテルにてフレンチシェフをやっています。好きな食べ物は焼き肉。