◆プロフェッショナルがお金をかけるべきもの1位は「人脈作り」、2位は「資格取得」
“こんなプロフェッショナルは嫌だ”に、“けち過ぎるプロフェッショナル”が挙げられた。プロフェッショナルは、お金をかけるべきところでは、きちんとかけるべきだ、と思われているようだ。では、プロフェッショナルは何にお金を使うべきなのか。全回答者(1000名)に、プロフェッショナルがお金をかけるべきだと思うものについて聞いたところ、≪自己研鑽・自己啓発≫部門では、1位は「人脈作り」(42.1%)、2位は「資格取得」(36.3%)、3位は「ニュースの収集」(30.9%)となった。年代別に見ると、「一般教養の習熟」について、20代では29.2%、30代23.6%、40代30.0%と、2割強~3割であるのに対し、50代では39.2%と4割だった。ベテランのビジネスパーソンは、一般教養の習熟にお金をかけるべきだと考えているようだ。
続いて、《身だしなみ・小物》部門では、1位は「靴」(32.8%)、2位は「スーツ」(31.7%)、3位は「腕時計」(19.4%)となった。年代別にみると、「スーツ」と回答している割合は、20代では43.2%で4割強となっているが、30代28.4%、40代29.2%、50代26.0%と、他の年代ではいずれも2割台となった。
◆これならプロフェッショナル級!上位は「料理」「パソコン」「マンガ・アニメ」「カラオケ」
“プロフェッショナル”という言葉は一般的には、職業などに対して使われる言葉だが、ある道に精通していること、非常に巧みな技術を持っていることの比喩として使われる場合もある。そこで、全回答者(1000名)に、“自分はこれに関してプロフェッショナル級の知識や腕前がある”と言えるものを聞いたところ、1位は「料理」(6.6%)、2位は「パソコン」、「マンガ・アニメ」、「カラオケ」が並んだ(すべて5.9%)。以下、5位は「ゲーム」(5.1%)、6位は「クルマ」(5.0%)、7位は「野球」(4.1%)、8位は「紅茶・コーヒー・お酒」(3.9%)、9位は「楽器の演奏」(3.6%)、10位は「絵画・アート」(3.4%)が続いた。
◆プロフェッショナルに相談したいこと「資産運用」3割強、「保険選び」と「住宅選び」は約2割
自分の知識や腕前に自信を持っている分野がある一方で、高度な専門知識のあるプロフェッショナルに頼りたいと思うこともあるのではないだろうか。全回答者(1,000名)に、その道のプロフェッショナルに相談できるとするなら、どのようなことを相談したいか聞いたところ、最多は「資産運用」(32.1%)だった。3位には「保険選び」(17.9%)、5位には「住宅選び」(17.8%)、6位には「老後のライフプラン」(15.8%)が入るなど、金額の大きな買い物やライフプランに関することはプロフェッショナルに相談したい、と考える人は少なくないようだ。
そのほか、「仕事の悩み」(19.5%)、「会社・仕事選び」(17.9%)といった仕事や会社に関する相談も上位に挙がった。また、「子育て・子どもの教育」(12.0%)は1割強が相談したいと回答している。我が子を大切に思う気持ちからか、子育てに関してプロフェッショナルの力を借りたいと思う方もいるようだ。他にも、「車選び」(10.1%)についてプロに相談したいという人が1割みられた。