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管理職が部下を怒らせるNG行動とは?職場環境を悪化させないための対処法

2024.11.08

管理職ともなれば、部下たちが働きやすい環境を作ることも求められるスキルの1つと言えます。

指導をして、部下のモチベーションを維持するように、高めるように努めていたとしても、コミュニケーションの行き違いで部下を怒らせてしまったことはないでしょうか。

なぜ部下は怒ってしまったのか、その理由がわからなければ解決法は見つかりません。

今回は、部下を怒らせるNG行動、そして職場環境を悪化させない対処法について解説します。

部下を怒らせる可能性大!管理職の間違った行い

部下が怒ってしまったのは、一概に管理職のせいとは言えません。様々な原因が考えられますが、自分のせいではないと考えるのもよくない行動です。ここでは部下を怒らせてしまう原因になりかねない、管理職の間違った行いを見ていきます。

1.管理職の不十分な指導

管理職の中には、部下を指導するとパワハラだと訴えられてしまうという恐れから、事なかれ主義になってしまう人がいます。部下の指導が不十分になると、「この人はどうせ何も言ってこない」と、部下は上司を軽視するようになる可能性があります。

そもそも職場という環境下において、怒るという感情を表に出してしまうことは不適切な行動と言えます。しかしそれがまかり取ってしまう環境を管理職が作ってしまっているのかもしれません。

2.怒っていると気づきながらも「少し様子を見よう」と何もしなかった

部下の不機嫌な態度に気づいていながらも、もしかしたら自分のせいではないかもしれないと様子を見る人がいますが、これは間違った行いです。

最初の頃は感情的になってしまったと後悔していた部下も、いつまでも管理職から注意されないと、「上司は何もしてくれない」と思うようになっていきます。さらにそれが続くと、感情は表に出していいものという考えに至ってしまう可能性もあります。

3.部下からの相談を遮り、自分の見解を述べる

部下の相談に乗ることは、上司として部下との信頼関係を築くための大切な行動となります。

部下は信頼しているからこそ、上司に話を聞いてもらいたいと思っているのです。それなのに、相談を遮り、自分なりの見解を述べてしまっては、部下は相談を解決することはおろか、ストレスを与えている可能性もあります。

4.部下が求めていないアドバイスをする

上司として部下がしっかりと業務を遂行するためのアドバイスをすることは正しい行いと言えます。しかし、それは部下が相談をしてきた場合には該当しません。部下はただ聞いてほしいだけだからです。

人が聞かれてもいないアドバイスをしてしまうときは、相手が自分の求めている行動をしていない場合が多いです。今回の場合は、上司が求めている行動は上司側の立場からの発言であり、部下の今の状況や考えが反映されていないことがほとんどなのです。

そんな一方的なアドバイスを話を遮ってまでされてしまっては、部下が怒ってしまうのも仕方ないでしょう。

職場環境を悪化させない、怒らせてしまった部下への対処法3

まず、部下が怒っていることに気づけた自分を褒めてあげましょう。無能な管理職は、部下が怒っていることにさえ気づかない場合があります。それでは対策のしようがなく、問題は大きくなっていきます。

部下の怒りに気づいた後、怒らせてしまった部下への対処法をここでは紹介していきます。

1.自分に落ち度があったときには謝罪する

間違った行いで紹介したような行為をしていた場合は、部下にまず謝罪をすることです。時間が経てば部下はそんなことを忘れてしまうだろうと様子見を続けてしまうと、上司に対する不信感は増していくばかりです。

落ち度を認めて謝罪することで、部下の中には上司は誠意を持って接してくれたという記憶が残ります。この誠意を持って接することを積み重ねていくことで部下との信頼関係は築けていきます。

落ち度に対しての謝罪に、上司や部下などの立場の違いはありません。

2.部下が怒るという不満を伝える手段については注意する

間違った行いでも触れたように、職場という環境下において、怒るという感情を表に出してしまう行動は不適切です。上司が謝罪したり、態度を改めた場合には、怒りという感情を表したことで物事がいい方向に進んだと捉える部下もいます。

そうならないためには、怒ることで不満を伝えようとする手段に対して注意する必要があります。そのときには、「不満がある場合は話を聞きます。感情的になると話し合いもできなくなるので、謹んでください」というように、話を聞くということも合わせて伝えるといいでしょう。

3.部下の話は最後まで聞く

部下の意見や不満を聞く場合、どんなに内容が偏っていたとしても反論することなく最後まで聞くようにしてください。話を最後まで聞いてくれたことで人はその相手に対して信頼を抱きます。また、話を聞いてくれることがわかれば、怒りという感情を表す機会も減っていくでしょう。

最後まで聞いた後もアドバイスは求められた場合にのみするようにしてください。

文・構成/藤野綾子

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