(3)ピーミルク
黄えんどう豆のタンパク質(プロテイン)から作られた植物性ミルク。日本では「えんどう豆ミルク」と呼ばれることもある。代替ミルクの中でも新興勢力のため流通は少ないが、原料の栽培が低エネルギーで叶うことやアレルギーフリーな点で注目を集めている。味は豆乳に近い。
【主な原料】
黄えんどう豆タンパク、ピープロテイン
(製品によってはオイル、食塩などが加えられていることがある)
【メリット】
● 牛乳に比べると低カロリー、低糖質
● コレステロールや乳糖を含まない
● 代表的なアレルゲン物質である乳、大豆、小麦、アーモンドを含まない
● 牛乳と同程度のタンパク質を含む
● オメガ3脂肪酸、カルシウムが豊富
● 原料を栽培する過程での環境負荷が少ない
【デメリット】
● えんどう豆独特の青臭さを感じることがある
● まだ流通が少ないため口コミが少なく入手もしにくい
● 他の植物性ミルクと比較しても高価なことが多い
【おすすめの使い方・レシピ】
牛乳や豆乳のようなクリーミーさがあるピーミルクは、ラテやチャイなどのドリンクによく合う。
● コーヒー、紅茶、ココアに加えて飲む
● 果物や砂糖と合わせて「ピーミルクアイス」
● 「ピーミルクグラタン」や「ピーミルクカルボナーラ」などソースに使う