睡眠の悩みの解消法は?
最後に、睡眠について思うことなどを自由回答で教えてもらった。各年代、それぞれの悩みがあるようだが、特に現役世代は仕事のストレスが安眠を妨げている様子がうかがえた。
また、快眠のためにさまざまな工夫を凝らしているようだ。睡眠で悩んでいる人は、参考にしてみてはいかがだろうか。
各年代ごとの睡眠に関する悩み
・寝所で横になって過ごしていると寝るつもりのない時間(21時くらい)に寝てしまい、深夜2時ぐらいに目が覚め、そのまま朝まで眠れないことがよくある。(男性・20代)
・寝つきが悪く明日のことを考えて寝なきゃと思うと余計寝られなくなって夜通し起きて仕事に行って日中ずっと眠い。(男性・40代)
・遠距離通勤のため乗り物の中では座りたい。そのためには早めに家を出て乗客が少ない時間の電車に乗らないといけないので万年寝不足。帰りも遅くなって家事などしていたら寝る時間が遅くなる。(女性・50代)
・夜中に何度もトイレで目が覚めて、連続2時間以上の睡眠が取れていない。1週間で1日の平均睡眠時間が4時間以内。(男性・60代)
仕事、ストレス、家族…安眠を妨げるもの
・タブレット端末でドラマなどを観ながら眠ることが多い。そうしたことをやめた時のほうが早起きしなくてはいけない時も熟睡した気分になれる。(女性・50代)
・目をつぶるとパワハラ上司(若い女性)の顔が浮かんで来て、寝たくても眠れなくて困っている。(女性・60代)
・仕事のストレスで睡眠の質が悪くなってから心の余裕がなくなってしまい、人との衝突が増え、さらにストレスを感じて眠れなくなりと悪循環にハマっている。(女性・30代)
・同じ寝室で寝ている夫のいびきで、なかなか寝つけないことがある。夫婦で一度、睡眠外来を受診した方が良いのではないかと悩んでいる。(女性・40代)
・兄弟と部屋が一緒のため眠る時間が違うと電気がついている時があり、睡眠に悪影響が出る。(男性・20代)
私の快眠術
・午後にコーヒーを飲むと眠れなくなるので、カフェインを摂るのは朝早い時間と決めている。(女性・20代)
・朝起きると肩や背中が痛いことが続いたが、枕を変えたら合っていたようで寝起きの痛みがなくなった。就寝時に腰が痛いので、現在は自分に合うマットレスを探している。(女性・40代)
・肩のストレッチをするようになって肩こりがなくなり、背中が重い感覚がなくなった。寝ていても疲れを胴体に感じなくなって、余計な力をかけずに寝られるようになった感覚がある。(男性・50代)
・眠りが浅い日が続いていたが、白湯を飲んで寝るようになって少し改善した。(女性・20代)
・なかなか眠れずに困っていたが、照明環境を変えることでまあまあ眠れるようになった。(男性・30代)
・自ら設計したベッドを大工さんに檜で製作してもらった。寝心地・睡眠が全然違い、腰痛も治った。(女性・50代)
・テレビでやっていた、手足の指先から脱力していく想像をする方法で早く寝られるようになった。(女性・20代)
・寝ている時間をもっと心地良くしようと思って、洗濯に使う洗剤や柔軟剤を好みの香りで強めに香りが残るようにしている。アロマほど強くなく清潔感もあって心地良いです。(女性・50代)
・今流行りの乳酸菌飲料を眠る前に飲んだら、確かによく眠れたことがあった。(女性・30代)
・波音+ピアノの音を聞きながら寝るようになってから寝入りがよくなった。(女性・30代)
調査概要
調査機関:プラネットによる調査企画をもとに、ネオマーケティングにて「睡眠」に関する意識調査を実施。
期間:2023年7月11日~14日、インターネットで4,000人から回答を得ている。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示している。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合がある。
関連情報
https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html
構成/Ara