残業に関する記事を@DIME記事の中から厳選して紹介します。
これって残業代でないの?
この手当は残業代扱い?基本給と手当がゴチャっとしている人はおさえておきたい裁判事例
こんにちは。弁護士の林 孝匡です。 宇宙イチ分かりやすい解説を目指しています。 裁判例をザックリ解説します。 Xさんの会社では残業手当98,000円が支払われていたのですが、その手当は残業時間82時間を想定していました。長すぎです。80時間を超えると心臓疾患などのリスクがあるので。 裁判所は「この残業手当は公序良俗に反し無効」と判断。結果、残業手当98,000円は基礎戦闘力に組み込まれることになりました。残業代計算するときの基礎賃金が上がるので、結果、残業代もアップすることに(ビーエムホールディングス事件:東京地裁 H29.5.31)
【参考】https://dime.jp/genre/1559747/
長時間労働による過労死裁判に学ぶ「残業」の証明方法
こんにちは。弁護士の林 孝匡です。 裁判例を解説します。 ドーナツ店で起きた死亡事件です。原因は長時間労働。死亡前の6ヶ月平均で月112時間の残業をしていました(月80時間を超えると過労死のおそれありです)。 妻と子供が訴訟を提起し、勝訴しました(竹屋ほか事件:津地裁 H29.1.30)。【GPSでの記録】が労働時間の認定に大きく寄与しました。残業時間の証拠を残す重要性もお伝えします。
【参考】https://dime.jp/genre/1557324/
規則に従わず残業し続けた従業員が会社を訴えるもあえなく撃沈した理由
こんにちは。弁護士の林 孝匡です。 宇宙イチ分かりやすい解説を目指しています。 裁判例をザックリ解説します。 「残業を禁止します!」 会社が命令を出しました。しかし社員たちは命令に従わず残業を続けるという事態に…。その後、みんなで残業代を求めて訴訟を提起。
【参考】https://dime.jp/genre/1548761/
構成/DIME編集部