小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

趣味でギターを習い始める人が急増中!初心者のためのアコギの選び方

2020.10.20

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、自宅で楽しめる趣味を探している方も多いのではないでしょうか? そこでおすすめしたいのが、アコースティックギターです。かき鳴らしながら歌ったり、ポロポロとつま弾いたり、様々な楽しみ方ができるアコギ。ギター1本あれば手軽に始められるのも魅力です。今回はこれからアコギを始める人に向けて、アコギの選び方やおすすめを紹介します。

【関連記事】アコースティック、エレアコ、エレキまで!初心者におすすめのギター50選

ギター初心者におすすめ! アコギの選び方

ギター選びのポイントは、ルックスや演奏性、音色、予算など。どれを重視するか優先順位を決めると選びやすくなります。また、好きなアーティストと同じタイプのアコギを選ぶのも手です。

アコースティックギターの種類:クラシックギターとフォークギターの違い

アコギは、ボディの形状や弦の種類によって区分されます。まずはクラシックギターとフォークギターの違いについて解説しましょう。

クラシックギター(画像)はナイロン弦を張ったアコギで、ガットギターやナイロンギターとも呼ばれます。

そしてフォークギターは、スチール弦を張ったアコギ。弾き語りによく使われるため、一般的に「アコギ」というとフォークギターを指すことが多いです。

エレクトリックアコースティックギター(エレアコ)とは?

アコギはギター本体(ボディ)が空洞になっていて、弦の振動をボディ内で共振させることで音が鳴ります。対してエレキギターは、ボディに内蔵したピックアップという装置で弦の振動を電気信号に変換し、ケーブルを通してアンプという機材に送り、信号を増幅してスピーカーから音を出すという仕組みです。

実はアコギにもピックアップを装備した機種があり、これが「エレクトリックアコースティックギター(通称・エレアコ)」と呼ばれています。エレアコは、ピックアップや、ギター本体で音量調節などが可能なプリアンプを内蔵しています。

従来のアコギでライブを行う場合、ギターの前にマイクを置いて音を拾うためパフォーマンスが制限されますが、エレアコならアンプに接続できるので便利。もちろん、アンプにつながずに弾いても大きな音が出ます。

【参考】3万円以下、5万円以下、10万円以上、予算で選ぶ初心者におすすめのエレアコ16選

アコースティックギターの種類:アコギはボディの形状別で分けられる

続いて、ボディ形状別の種類を紹介。以下の3種以外にも、「トラベルギター」「パーラーギター」「ミニギター」など、一般的なアコギよりも小さく持ち運びやすいギターも人気があります(※定義や名称はブランドにより異なります)。

ドレッドノートタイプ

ボディが大きく厚く、腰のくびれが浅いのが特徴。演奏スタイルやジャンルを問わず使われているため、迷った時はドレッドノートを選べば安心です。音量が豊かで、野外での演奏にもおすすめ。

なお、ドレッドノートは「マーティン」というブランドが開発したスタイルです。

フォークタイプ

ボディがくびれているフォークタイプは、ドレッドノートよりもひと回り小さく、細身で抱えやすいため、弾きやすさ重視の方におすすめです。

フィンガーピッキングに適しているといわれていますが、弾き語りでも愛用者は多いです。音の粒立ちが良く引き締まったサウンドが魅力。

ジャンボタイプ(ラージタイプ)

ジャンボタイプは豊かな低音域や深みのある音色が特徴。ストロークでジャカジャカと弾くとその魅力を体感できます。

ジャンボタイプの中でもいくつか種類があり、「ミディアムジャンボ」は比較的抱えやすいです。ボディが大きいものはパワフルな音色も魅力のため、ロックミュージシャンにも人気があります。

【アコースティックギターの選び方】弦高などの弾きやすさをチェック

アコギの弾きやすさを決めるのは、ネックのグリップ形状や手触り、弦高(※弦の高さ。弦とフレットの隙間)、抱えやすさなど。抱えやすさは、ボディの大きさや厚さによって変化します。なお、弦高は低いほど押さえやすいですが、そのぶん音がビビりやすくなります。

実際にギターに触ってみないと自分に合うかどうかわからないため、できれば一度、楽器店でアコギに触れてみましょう。

【アコースティックギターの選び方】木材や音色

アコギの音色は、ボディの大きさ/厚さ/形状/木材によって左右されます。木材の違いはルックスにも影響するポイント。なお、ボディは表板(トップ)/側板(サイド)/裏板(バック)で構成されていて、1枚板を表板に使った「単板」は鳴りが良いとされています。

【アコースティックギターの選び方】メーカー(ブランド)で選ぶのもおすすめ

ヤマハ、マーティン、モーリス、テイラー、ギブソン、エピフォン、フェンダー、タカミネ、K.ヤイリ、ギルド、ヘッドウェイなどなど、有名ブランドには愛される理由があります。リーズナブルな製品を販売しているブランドも少なくないので、有名ブランドに絞って探してみるのも良いでしょう。

【参考】初心者におすすめのアコースティックギターとエレキギターのブランドは?

ギター初心者におすすめのアコギを紹介

続いて、初心者におすすめのアコギを紹介します。エレアコを重点的にチェックしたい方や、予算別におすすめ機種を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【参考】3万円以下、5万円以下、10万円以上、予算で選ぶ初心者におすすめのエレアコ16選

予算別にセレクト!初心者におすすめのアコースティックギター16選

ギター初心者こそ満足のいく1本を! ラインナップ豊富で弾きやすいYamaha(ヤマハ)のアコギ

日本を代表するギターブランドの1つ、「ヤマハ」。エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いラインナップを誇ります。価格帯も幅広いので、好みの1本がきっと見つかるはずです。

今回紹介するLシリーズは、ヤマハが長年培ってきた技術と伝統を活かした人気シリーズ。演奏スタイルや音質の違いで選べる3つの異なるボディシェイプをラインナップしています。「LL6 ARE」をはじめ、#6/#16グレードは、ライブでも使いやすいようにパッシブタイプのピックアップを搭載。

「LL6 ARE」は、ふくよかな音量や幅広いダイナミックレンジなど、バランスの優れたサウンドが魅力です。ボディトップ材には、ヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術「A.R.E.処理」が施されているため、新品ながら長年弾き込んだかのような豊かな鳴りを実現しています。

【参考】ヤマハ公式サイト製品詳細ページ

弾きやすさ抜群のTaylor(テイラー)「Academy 10」

テイラーは、弾き語りをする方に人気のブランド。美しいギターサウンドで歌を後押ししてくれます。

「Academy 10」を含むアカデミーシリーズは、“ビギナーがギターを途中でやめてしまわないように”というコンセプトで作られた、初心者に打ってつけのアコギ。握りやすいスレンダーなネックや、腕が疲れにくいアームレストが施されたボディなど、弾きやすさは抜群です。

なおテイラーは、小ぶりで弾きやすいGS miniシリーズも人気です。

【参考】テイラー公式サイト製品詳細ページ

安い価格で入手できる安心のアコースティックギター! Morris(モーリス)「F-280」

「モーリス」は、フォークソング全盛期の頃から人気の老舗国産ブランドです。

「F-280」はオリジナルフォークボディを採用したエントリーモデルで、2万8000円とお手頃価格ですが、しっかりとした作りが魅力。価格をおさえて安定したアコギが欲しい方におすすめです。

【参考】モーリス公式サイト製品詳細ページ

個性的なデザインが魅力のFender(フェンダー)「Redondo Player」

フェンダーというとエレキギターのイメージが強いかもしれませんが、実はアコギも1960年代から多くのギタリストに愛されています。

フェンダーアコギの魅力はまず、個性的なデザインです。ほかのブランドではお目にかかれないカラーリングやヘッドの形状など、個性的な1本が欲しい方は必見。また、握りやすい“C”形状のネックや抱えやすいボディなど、弾きやすさにもこだわっています。Fishman製プリアンプシステムを搭載しているため、アンプに接続して音を出すことも可能です。

【参考】フェンダー公式サイト製品詳細ページ

アコースティックギターと一緒に手に入れたい入門用アイテム

アコギは本体1本があればすぐに始めることができますが、アクセサリーも一緒に手に入れておくことをおすすめします。

アコースティックギターの必須小物:チューニング時にあると便利なチューナー

アコギの各弦を決められた音程に合うよう調整する「チューニング」。最近ではアプリもありますが、速く正確に音を合わせるにはチューナーがあったほうが良いでしょう。アコギの場合、ヘッドに装着できるクリップタイプや、マイクで音を拾うスタンダードタイプがおすすめです。

アコースティックギターの必須小物:ピック

アコギをジャカジャカとかき鳴らしたい場合、ピックは持っておきたいところ。1枚100円程度で購入可能です。弾き語りならトライアングル(オニギリ)型がおすすめ。

アコースティックギターの必須小物:ギター弦

ギター弦は汗や埃などで次第に錆びてしまうため、定期的に交換を。ゲージ(太さ)が細いほど押さえやすくなります。エレキ用と間違えないよう注意しましょう。

アコースティックギターの必須小物:弦交換に便利なブリッジピンもセットで

弦交換の際は、ボディエンドの近くにあるブリッジのピンを抜き差しします。その時にブリッジピン抜きがあると作業しやすいです。

アコギビギナーの強い味方! 初心者セット/入門セットでアコースティックギターを買うのもアリ

初心者セット/入門セットには、アコギ本体に加えて上記で解説した初心者必携のアイテムが付属します。必要なものが一度に手に入るので便利です。

セットによって内容は異なりますが、チューナー/ピック/弦/ストリングワインダー/ブリッジピン抜き/カポタスト/手入れ用品/ギタースタンド/ギターケース/ストラップが付属することが多いです。

【参考】表現の幅が広がる! 初心者でも弾きやすいカポタストのおすすめ17選

※データは2020年9月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/bommiy

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。