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なぜ「こどもの日」になるとちまきを食べるのか?

2020.04.25

こどもの日の伝統的な食べ物にちまきがあります。ちまきがこどもの日に食べられるようになったのは、なぜなのでしょうか?家庭でも作りやすいレシピも紹介するので、こどもの日を手作りちまきでお祝いするのもよいかもしれません。

こどもの日の行事食を知ろう

ひなまつりや七夕など、節句にはその日に食べる特別な食べ物があります。端午の節句であるこどもの日には、どのような食べ物を食べるのでしょうか?

そもそも端午の節句とは

こどもの日として親しまれている5月5日ですが、国民の祝日として制定されたのは1948年のことでした。

もともと端午の節句として古くからお祝いされてきた日が、子どもの人格を重んじ幸福を願い、母へ感謝する日として、改めて制定されたそうです。

もともと日本では、田植えをする若い女性『早乙女(さおとめ)』の厄払いの日が、旧暦5月の端午の日でした。若い娘が小屋や神社にこもって身を清める『五月忌(さつきいみ)』という儀式をして、稲の豊作を願ったのです。

五月忌に、中国から伝わってきた、菖蒲で魔除けをして健康を願うという風習が結びつくことで、端午の節句として定着したといわれています。

鎌倉時代以降になると、菖蒲が武将を意味する『尚武』と同じ読み方ということから、徐々に男の子の節句へと変化したそうです。

食べるのはちまき?かしわ餅?

こどもの日に食べるものの代表にちまきがあります。しかし、必ずしも全国で同じように食べられているわけではなく、地域によって違いがあります。

ちまきを食べるのは関西を中心とした地域で、関東では『かしわ餅』が一般的です。

ちまきは、平安時代に中国から伝わってきたものといわれています。本来は、邪気を払うと考えられている『茅(ちがや)』という葉を使っていましたが、各地に広まる中で、笹の葉が使われるようになっていきました。

包まれている中身もさまざまです。もち米を包んだものはもちろん、あんこ入りの餅や、葛餅を包んでいるちまきもあります。

ちまきを食べる理由は?

平安時代に中国から伝わったとされるちまきですが、なぜ端午の節句に食べられるようになったのでしょうか?ちまきの由来を紹介します。

中国の故事に由来する

5月5日にちまきを食べるようになったのは、今から2300年ほど前に中国にあった楚という国の詩人『屈原(くつげん)』の故事に由来するそうです。

屈原は国王の側近として活躍し、民衆に慕われていましたが、陰謀によって失脚し、5月5日に川へ身投げしたそうです。

悲しんだ人々は、毎年5月5日に川へ供物を投げ入れました。しかし、ある村人の夢に現れた屈原の話によると、供物が悪い竜に横取りされているというのです。

そこで人々は、ちまきを作って川へ投げ込みました。すると、供物が横取りされることなく、屈原まで届くようになったそうです。

この故事が5月5日にちまきを食べる風習のもとになったと伝えられています。

意味は健康祈願と魔除け

ちまきには、子どもの健やかな成長を祈る気持ちと、魔除けの意味が込められているそうです。

例えば、ちまきを包む茅も笹の葉も、香りが強く感じられます。香りには邪気を払う働きがあると信じられていたため、ちまきは厄除けのための食べ物でもあったのです。

また、包んだちまきを結ぶ糸の色にも意味があります。赤・青・黄・白・黒の5色の糸は、五行説で万物のもととされている『木火土金水』に対応したものです。

五行を取り入れることで、子どもの健康や魔除けを祈願しているといわれています。

基本のちまきレシピ

ちまきはシンプルな材料で作れるものもあるため、手作りするのもおすすめです。こどもの日に、家族で手作りちまきを食べるのも、よい思い出になるでしょう。

もち粉を使った簡単ちまき

上新粉ともち粉で作るシンプルなちまきは、比較的簡単に作れるでしょう。10個分の材料は下記の通りです。

  • 笹の葉20枚
  • イ草(タコ糸で代用可能)適量
  • 上新粉130g
  • もち粉20g
  • 上白糖150g
  • 水135cc

上新粉・もち粉・上白糖をボールに入れて混ぜたら、水を加えこねて生地を作ります。バットにぬれ布巾を敷いて生地を入れてから、お湯を沸かした蒸し器で、強火で20分間蒸しましょう。

蒸しあがったら、布巾に包んだまま、もんでまとめます。50gほどに切り分け、笹の葉で巻き、イ草かタコ糸で縛って完成です。

冷めてもモチモチ 本格中華ちまき

手作り中華ちまきもおすすめです。

  • 笹の葉12枚
  • もち米2合
  • しょうゆ小さじ2
  • 干しえび10g
  • サラダ油大さじ1
  • 具材(チャーシュー・水煮たけのこ各100g、ニンジン50g、干ししいたけ3枚)
  • 煮汁(紹興酒大さじ2、しょうゆ・砂糖各大さじ1、オイスターソース・ごま油各小さじ2)

もち米は洗って水を切り、具材をすべて1cm角に切ったら、ごま油を引いたフライパンで炒めます。しいたけの戻し汁と煮汁に材料を入れ、汁気が約半分になるまで煮ます。

もち米と干しえびは、別のフライパンでもち米が透き通るまで炒めます。しょうゆと、味付けした具と煮汁を入れ、汁気がなくなるまで7分くらい炒めます。

笹の葉に包み、蒸し器で約40分蒸せば完成です。

三角ちまきの笹の巻き方

ちまきを三角形に巻くときには、笹の葉を2枚使います。食べ物を包むため、水洗いしておくと清潔です。また、結ぶのにイ草を使う場合には、水につけて柔らかくしておくと結びやすくなります。

笹は1枚目を中央がカップの底になるように、左右から三角形に巻きます。カップ状の部分に中身を入れ、左右に出ている葉を、ふたをするように折りたたみましょう。

2枚目の葉は縦半分に折り、中身の入った三角形の一辺にかぶせます。左右を折り込み、イ草かタコ糸を三方にかけて片結びしたら完成です。

構成/編集部

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