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電気代が気になる電気ケトル、ガスで沸かすのとどっちが安い?

2020.01.31

短時間で少量のお湯が手軽に沸かせる電気ケトルは、食卓やキッチンで重宝する人気の電化製品です。しかし、便利な反面、電気代がかかるイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。電気ポット・やかんとの比較や、電気代の節約法などについて解説します。

電気ケトル・ポット・やかんの電気・ガス代

お湯を沸かす方法ごとのコスト差について解説します。電気代だけを単純に比較するのではなく、それぞれの特徴を理解して使い分けることも重要です。

電気ケトルの電気代

電気ケトルでコーヒーカップ1杯分(約140ml)のお湯を沸かす場合、約0.5円の電気代がかかります。一方、約0.8lのお湯を沸かす場合、電気代は約2.3円が目安です。

約140mlのお湯を6回沸かすと約0.8lになりますが、電気代は約3円かかることになります。6杯分のお湯を沸かす場合は、約0.8lを一気に沸かす方が経済的です。

ただし、ほとんどの電気ケトルには、保温機能が備わっていません。ティファールなどの製品には保温機能が付いたものもありますが、保温するためには別途電気代がかかります。

なお、それぞれの電気代は、1kWhあたりの電気代を27円として計算しています。

電気ケトル PCM-A060/A080 | 製品情報 | タイガー魔法瓶

新電力料金目安単価

電気ポットの電気代

1日あたり約1.6lのお湯を、同じ条件下で毎日沸かした場合の年間電気代は、電気ポットが約7130円、電気ケトルが約1680円と、約4倍以上もの差が生じます。

ただし、電気ポットの電気代には、保温分も含まれます。電気ケトルで毎日3回保温した場合の電気代をプラスすれば、両者の差はより縮まります。

電気ポットは、1度に沸かせる量が1~2lと多めで、少量のお湯を沸かすことには向いていません。用途に合わせて電気ケトルと使い分けることが重要です。

電気ポット CD-WN型|商品情報|象印

やかんのガス代

やかんは一般的な電気ケトルと同様、保温ができません。したがって、電気代とガス代の比較は、沸かす際のコストだけを対象とすることになります。

やかんで1lのお湯を沸かす場合、1回あたりのガス代は約2円といわれています。電気ケトルに比べ、やかんで沸かす方がわずかに安いといえるでしょう。

ただし、やかんは沸かしすぎることが多いため、省エネの観点からは電気ケトルに劣ります。一方、一般的に本体価格はやかんの方が安く、初期費用は電気ケトルの方がコストがかかるものが多いです。

都市ガスとプロパンガスのガス代を比較した場合、プロパンガスは都市ガスの約1.5~2倍です。プロパンガスの環境では、やかんより電気ケトルの方が節約できます。

電気ケトルを使うメリット

電気ケトルにはどのような特徴があるのでしょうか。主なメリットを二つ紹介します。

少量のお湯を沸かすことができる

電気ケトルは、一人暮らしなどの環境で、少量のお湯を沸かすのに向いた電化製品です。ほとんどの商品は、1l以下の容量で作られています。

カップラーメンを作ったり、コーヒーを1~2杯淹れたりする場合に適しています。調理の過程で少量のお湯をさっと使いたいような場面に最適です。

テーブルに置いたままお湯が沸かせることも魅力です。食事やティータイムの際に、食卓で少しだけお湯を使いたい場面でも、手軽に沸かせます。

保温機能が備わっていない分、蓋の造りが簡素化されているものが多いのも特徴です。比較的軽量で使いやすいこともメリットといえるでしょう。

お湯が沸くのが早い

スイッチ一つですぐにお湯が沸かせることも大きなメリットです。朝の忙しい時間帯でもすぐにコーヒーが飲めるなど、忙しいシーンで重宝します。

お湯の量が少なければ、当然スピードも速まります。それに、同じ分量のお湯を沸かした場合でも、電気ポットより早く沸きます。

その理由は、水を加熱する際の消費電力量に差があるためです。発生する熱が大きいものは、電気ポットの約2倍もの電力量を消費します。

やかんも比較的沸くのが早いですが、沸かしすぎて吹きこぼれたり、火に注意する必要があったりすることを考えれば、電気ケトルの方が安心して使えます。

おすすめの電気ケトル3選

電気ケトルはさまざまな商品が販売されています。その中でも人気のあるおすすめアイテムを3点紹介します。

軽量でコンパクト ティファール アプレシアプラス

本体が500mlペットボトル飲料とほぼ同じ重さで、片手でも楽に扱えます。コードレスで持ち運びしやすく、注ぎやすいことも魅力です。

湯切れのよい注ぎ口を採用しているため、注ぐ際にこぼれにくい設計となっています。注ぎ口にはカバーが付いており、使わない間もほこりなどが入りません。

スイッチが入っている間はパイロットランプで知らせてくれます。水を入れずにスイッチを入れると、自動で通電が切れる空だき防止機能が備わっていることも特徴です。

水温や室温が23度の場合、カップ1杯分のお湯(140ml)が約50秒、満水の0.8lでも約4分で沸きます。忙しい朝や急な来客などに重宝する1台です。

  • 商品名:ティファール アプレシアプラス
  • Amazon:商品ページ

レトロな雰囲気が魅力 デロンギ 電気ケトル

高級感と清潔感を同時に表現する、ウッディな色調とステンレスの組み合わせがおしゃれな電気ケトルです。エレガンスとレトロ感の融合をコンセプトにデザインされています。

200mlから1lまでの分量をカバーし、欲しいときに欲しいだけのお湯を沸かせます。水温23度の場合、約200mlのお湯が約85秒で沸騰する早さです。

注入口が広く、中まで簡単にお手入れできます。取り外し可能なフィルターが付いており、注水時の異物混入を防いでくれることもポイントです。

電源ベースのどの向きに置いても使用できます。空だき防止機能付きで、万が一の際も安心です。

洗練されたデザイン バルミューダ 電気ケトル

エレガントで美しいデザインの商品です。ただ美しいだけでなく、研究しつくされたハンドルとノズルの設計が、快適な注ぎ心地を実現しています。

ハンドルはすっと手になじみ、ノズルは湯切れがよく、ねらったところへ的確に注ぎやすいようデザインされています。

流速をコントロールできることも特徴です。ドリップコーヒーはゆっくり注ぎ、カップラーメンは素早く注ぐなど、自由自在に注ぐ速さを操れます。

さまざまな角度から見やすい電源ランプは、小さなネオン管を使った独特のやさしい光を灯しています。容量は600mlと、ちょうどよいサイズのケトルです。

電気ケトルの電気代を節約する方法

よりコストを浮かせるための使い方を紹介します。以下に挙げることを、日頃から意識しておくことが大切です。

使う分だけお湯を沸かす

お湯を早く沸かせることは、電気ケトルがもつ魅力の一つです。しかし、沸かすお湯の量が多いほど時間がかかり、その分電気代もかかります。

その時に必要な量だけ水を注げば、より時間が短縮でき、電気代も節約できます。電力の消費量を極力抑えるためには、使う分だけお湯を沸かすようにしましょう。

電気ケトルは、商品ごとに沸かせるお湯の最低量が決まっていますが、コーヒーカップ1杯分程度の量から沸かせる商品も多く販売されています。

商品を選ぶ際に、沸かせるお湯の最低量を確認しておけば、自分のライフスタイルと合わせて電気代も節約できるでしょう。

定期的にお手入れをする

電気ケトルを長く使っていると、水分が蒸発したあとにミネラル分が固まってできる水垢が、内側の底に白い汚れとして現れてきます。

水垢が積もると熱伝導の効率が悪くなり、お湯を沸かす時間が長くなるため、結果として電気代が上がってしまいます。

熱が伝わりやすい状態をできるだけ長く保つために、定期的なお手入れを心がけましょう。こまめな掃除は、本体を長持ちさせることにもつながります。

内部清掃には、クエン酸を使ったお手入れがおすすめです。水にクエン酸を溶かし、満水にして沸騰させ、約2時間放置します。次に何も入れない水を沸かし、冷めたあとに捨てれば完了です。

文/編集部

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