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日本ではなじみのない「旧正月」、海外では1月1日よりもお祝いムードが高いのはなぜ?

2020.01.23

日本ではあまり馴染みのない「旧正月」。実は、中国をはじめとしたアジア諸国では、1月1日の正月期間よりも盛り上がりを見せる期間であることをご存知だろうか。

本記事では、旧正月とは何かを解説した上で、世界の旧正月の様子を紹介する。

旧正月とは

旧正月とは、「旧暦の正月」を指す言葉。現在日本では、太陽の運行に基づく新暦(太陽暦、フレゴリオ暦)が採用されており、年の始まりは1月1日で、その期間が正月と認識されている。しかし、それ以前は1月1日が正月ではなかった。

旧暦とは?

新暦に移行する前は、日本でも月の満ち欠けと太陽の運行を基にした「太陰太陽暦」が用いられていた。太陰太陽暦は、月の日数が29日(小の月)と30日(大の月)からなり、1年を13か月とする「閏月(うるうづき)」を取り入れていたため、現在と日程に差が生じる。

旧正月は、この旧暦で言う正月のことで、中国をはじめとしたアジア圏では今でも旧正月を重視している。旧正月は、英語では「Lunar New Year」、特に中国の旧正月「春節」は「Chinese New Year」と表現される。

2020年の旧正月はいつからいつまで?

2020年の旧正月は1月25日。しかし、先述したように旧暦を用いて計算されるため、毎年同じ日が旧正月になるわけではない。

また、日本のように12/31の大晦日・1月1日の元旦・三が日を休日としている国は珍しく、他のアジア諸国では、旧正月前後を祝日と定めている。

世界の旧正月

先述したように、日本以外のアジア圏の国では今でも旧正月を盛大にお祝いする傾向にある。ここでは、それぞれの国の旧正月の期間、雰囲気を紹介しよう。

日本

日本ではほとんど旧正月を祝う行事や風習は残っていないが、沖縄の一部では今でも旧正月を祝っている。ただし、他のアジア諸国では祝日の扱いになるものの、沖縄では特に「休む」という慣例はない。

一部の地域では、ソーキ汁を年越し蕎麦の代わりに食べたり、昆布やソーメンといった縁起の良いとされる食材を使った料理を食べたりといったこともあるようだ。

中国、台湾、香港

アジア諸国の中でも中国は、旧正月を重視している国の代表だ。中国の旧正月は「春節」と呼ばれ、その前後7日ほどが休日と設定されている。中国全土でお祭りムードが漂い、帰省する人や国内外に旅行をする人も多く、国内の交通機関が混在する時期としても知られている。

・中国の旧正月(春節)休暇期間:2020年1月24日〜1月30日

また、香港・台湾でも日程は異なるものの、以下の期間が休日に定められている。

・香港の旧正月休暇期間:2020年1月25日〜1月28日
・台湾の旧正月休暇期間:2020年1月23日〜1月29日

韓国の旧正月

韓国では旧正月を「설날(ソルラル)」と呼び、前後3日間が祝日となる。1日1日も祝日だが、12月31日の大晦日や1月2日は会社・お店は通常通り営業していることが多いようだ。

韓国の旧正月では、先祖の霊を迎え入れる「茶礼(チャレ)」という儀式が行われ、祭壇に20種類以上の食べ物をお供えするのが風習だ。木の棒を使うすごろく「ユンノリ」、「タコ揚げ」「コマ回し」など、日本でも馴染みのある遊びが行われ、「トック」と呼ばれるお餅の薄切りが入ったあっさりスープを食べるのが一般的。

旧正月中は電車や高速道路は大混雑し、街中では営業していないお店も多いため、この期間に旅行する際は注意しよう。

・韓国の旧正月休暇期間:2020年1月24日〜1月27日

ベトナムの旧正月

ベトナムでは、旧正月を「テトTet=節」と呼んでいる。韓国と同様、1月1日は国民の祝日としているが2日からは通常通りとなる。新暦正月(1月1日前後)は開いているお店も多く「遊びに徹する日」とされているが、年越しのカウントダウンは旧正月に行われる。

自宅の玄関前に花を並べ、街中では花のアーチ・フラワーロードなどで華々しく彩られるのがベトナムの旧正月の特徴だ。旧正月中は、若者を中心に街がお祝いムードとなり、屋台が出店するなど、お祭り気分が味わえる。

・ベトナムの旧正月休暇期間:2020年1月23日〜1月29日

文/oki

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