Tポイントカード(正式名称:Tカード)を複数持っていて、まとめたいと思っている人もいるだろう。Tカードは、ポイント移行手続きをすれば1枚にまとめられる。今回は、Tカードのポイント移行方法を紹介しよう。
Tカードのポイントは移行できる! WEB上ですぐにできる手続きの方法
Tカードのポイント移行は、ポイントの移動先となるTカードをYahoo! JAPAN IDに紐付けして行う。TカードとYahoo! JAPAN ID の紐付けができたら、Tカードの公式サイトから移行手続きを行い、移行元と移行先のカード番号を入力後に電話番号認証を経て移行が完了する。
【参考】Yahoo! JAPAN
好きなデザインに変えられる! ポイント移行でTカードのデザイン変更
デザインカードも数多くラインナップしているTカード。もちろん、好きなデザインのTカードにもポイントを移行できる。ポイントを移したいTカードを用意したら、先に説明した方法でポイントを移行すればいい。
【参考】Tカード / Tファン
コレクター心をくすぐるキャラクター限定デザインのTポイントカードがあるって知ってた?
クレジット機能つきTカードのデザイン変更はできるのか?
クレジット機能つきTカードのデザインは、発行店舗のものに固定されてしまうので、原則変更できない。どうしても新しいデザインのものが欲しいなら、新しいTカード番号で、新規にクレジット発行の申し込みをしよう。
30日で3回が目安! Tポイントの移行と回数制限
明確に何回までとは公表されていないが、Tポイントの移行は回数制限がある。目安としては30日の間に3回程度は問題なくポイントの移行ができるようだ。
電話がないと始まらない! Tポイントの移行には電話番号が必要
Tポイントの移行の際、認証には電話番号が使われる。指定された電話番号にかけて認証するため、固定電話でも携帯電話でも良いので通話ができる電話番号が必要だ。
あとから付けても大丈夫! Tカードのデザインを変更してもTSUTAYAでレンタルできる
Tカードのデザインを変更しても、TSUTAYAで申し込めば新しいカードにレンタル機能をつけられる。TSUTAYAの店舗で手続きをしよう。
Tポイントを移行する時の注意点
Tポイントを移行する際に、覚えておきたい注意点がいくつかある。
Tポイントカードのポイント移行ができない時に確認すること
まずはTポイントが移行できる状態なのかを確かめよう。移行先のカードがすでに別のYahoo! JAPAN IDに紐付けされているなどの不具合があると、Tポイントの移行はできない。また、後述するようにTカードを紛失した場合、カードの利用停止後一定期間をすぎるとポイントが移行できなくなる。Tカードポイント移行手続きがうまくいかず、原因がわからない場合は、問い合わせフォームを利用しよう。
Tカードポイント移動手続について 問い合わせフォーム(T-SITE)
一部のポイントだけ移行はできない! Tポイントは全て移行される
Tポイントは一部だけの移行はできないので、強制的に全部のポイントが移行先のカードに移ってしまう。また複数のカードを一本化する場合は、30日間に3回(目安)を超えると一時的に移行ができなくなるがことあるので、有効期限が短いカードから優先的に1本化しよう。
【参考】有効期限に注意!Tポイントカードの更新を忘れるとどうなる?
本人以外はダメ! 家族間でTポイントの移行はできない
Tポイントの移行は、本人名義のカード間に限られている。例え親子や兄弟姉妹、夫婦、親戚であっても、移行元と移行先のカード名義が違えばTポイントの移行はできない。
なくしても大丈夫! 紛失したTカードからポイント移行をする
Tカードを紛失しても、事前にTサイトに登録がしてあればポイントの移行ができる。Tサイトで利用停止手続き後、Tポイントを本人名義の別カードに移動できる。反映に時間が掛かるが、Tマネーも同様に移行ができる。
【参考】停止したTカードから新しいTカードにTポイント・Tマネーの引き継ぎがしたい(T-SITE)
停止したらお早めに! Tポイントはカードの利用停止後3か月経つと移行できない
停止したTカードのポイントは同じ名義のTカードに移行できるが、停止してから3か月以内に行わないとTポイントが失効する。
レンタル利用者は注意! Tカードのレンタル機能は移行できない
所有しているTカードに付いているレンタル機能は、新しいTカードに移行できないので、新たにレンタル機能をつけることになる。
Tカードの新規登録と同じように、TSUTAYAの店舗で入会申込書に記入して本人確認書類を提示し、登録料・年会費等を支払えば完了だ。なお、クレジット機能付きTカードにレンタル機能を付ける場合には、登録料・年会費等は無料となり、入会申込書や本人確認書類も必要ない。
レンタル機能の有効期限は通常1年間で、クレジット機能つきTカードの場合はクレジットカードの有効期限と同じになる。
ポイント移行したTポイントカードにレンタル機能はついてくる?
新しいTカードにポイントを移行しても、レンタル機能は移行することができない。先に説明した通り、新たにTカードにレンタル機能をつける申し込みが必要だ。
移行後のTカードでもすぐにレンタルができる
先述の通りレンタル機能は移行できないため、新しいカードにレンタル機能をつける方法は新規登録となる。登録店舗であれば、すぐにTSUTAYAでレンタルができるようになる。
おトクな裏ワザ、知ってた? Tポイントの移行先はたくさんある!
TポイントはANAマイルやJRキューポなど、様々なサービスのポイントに変換できる。楽天スーパーポイントやJALマイルなど、Tポイントから直接の交換はできないものでも、ちょっとした裏ワザを使えば移行はできる。
Tポイントを楽天スーパーポイントへ移行する方法
Tポイントは少し手間を掛ければ、楽天スーパーポイントに変換できる。まず、Yahoo!ショッピングで、Tポイントを使って楽天ポイントギフトカードカードを購入する。すると、メールでコード番号が通知されるので、あとは楽天ポイントクラブ内でポイントを有効化すればよい。
【参考】楽天ポイントカード
Tポイントカードをソフトバンクカードへ移行する方法
ソフトバンクカードはTカード一体型になっている。ほかのTカードも同時に持っているなら、Tカードポイント移行手続きを行えばまとめられる。
Tポイントはマイルにも移行できる
Tポイントは全日空の「ANAマイル」にも変換できる。交換レートは50%だが、ANAマイルは交換する航空券などによっては1マイルで2円以上の価値で使えるため、1ポイント1円が基本のTポイントの変換先としては効率が良い。ただし、ANAマイルはTポイントよりも用途が限られる点に注意したい。
【参考】ANA(T-SITE)
TポイントをJALマイルに移行する裏技
航空会社系のマイルで、公式にTポイントと直接交換できるのはANAマイルだけだが、日本航空のJALマイルに変換する裏技もある。JR九州が発行するJRキューポを経由してPontaに変換後、PontaをJALマイルに変換すればよい。
【参考】JRキューポ
Tポイントの移行手続きは、本人名義のカード間で可能だ。移行自体はスムーズに進めば時間はかからないうえに、自分がよく利用する他サービスのポイントへ移行することもできて便利。複数枚のTカードをまとめたい人は、ぜひこの記事を参考にしてほしい。
※データは2019年10月上旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット