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新品でもチカチカは起こる!?蛍光灯が点滅する原因と解決策

2019.08.25

蛍光灯を長く使っていると、チカチカと点滅する事態に見舞われることがある。そのトラブルに対応するため新品に交換したのに、残念ながら改善されないケースに遭遇した人も少なくないだろう。今回は蛍光灯の点滅が改善されない理由と、どうして点滅してしまうのか?と言った根本的な原因を紹介する。

【関連記事】蛍光灯がチカチカすると出る音って何の音?

新品の蛍光灯でも点滅する! 原因は蛍光灯管以外にあった?

蛍光灯がチカチカし始めたら、寿命がきたと判断し交換する人は多い。しかし交換をしたにも関わらずこのチカチカ点滅が解消されないケースがある。

この原因は、単純に蛍光灯以外のパーツが故障している可能性があるからだ。蛍光灯は様々なパーツが組み合わさって電気がつく仕組みなので、当然ながら各パーツにも寿命がある。それらのパーツを交換することでチカチカを解消できるケースもあるため、以下で紹介していこう。

【参考】本体の交換から器具の交換まで!簡単にできる蛍光灯の取り付け方のコツ

蛍光灯の点滅は寿命を迎えてしまったグローランプが原因な場合も

蛍光灯に明かりを灯すためには、蛍光灯管に電気を流すためのアイテムが必要となる。その1つがグローランプだ。このグローランプが寿命を迎えてしまうと、うまく電気を流すことができずチカチカと点滅する。グローランプを交換することで点滅が解消することもある。

蛍光灯が点滅して見えるのは点滅スピードが遅くなったからだった! その点滅回数は?

蛍光灯は常に光っぱなしなのではなく、人間の目では捉えることができないほどの早さで点滅をしているのはご存知だろうか。その回数は1秒間に東日本では100回、西日本では120回にもなる。東西で差があるのは電気の周波数が50Hzと60Hzに分かれているため。チカチカと点滅して見えるのは、電気が正常に流れず点滅回数が少なくなってしまい、人の目に見えるようになったからだ。

とっても簡単! 蛍光灯の「ちらつき」対策を紹介

蛍光灯のちらつきを抑える簡単な対策がある。それは単純に各パーツを長持ちさせるだけだ。結局のところ、ちらつきは蛍光灯管や安定器の寿命が尽きたことが要因となる。なのでこの寿命を長くする工夫をすれば良いというわけだ。

よくある例では、無駄な蛍光灯のオン/オフをしないようにすることが挙げられる。節電のため頻繁に消している人も多いが、そうすると逆に蛍光灯へ負担をかけてしまい電気代よりも修理代のほうが高くなってしまうことも。蛍光灯にストレスを与えない使い方をしてあげよう。

【参考】交換してからどれくらい持つ?蛍光灯の寿命を延ばすポイント

蛍光灯のチカチカは安定器を交換することで対策することができる

蛍光灯のチカチカが安定器の故障であれば、これを交換することで対策できる。安定器の寿命は蛍光灯と比較すると断然長いため、ついつい忘れがちだ。しかし蛍光灯を新品にしてもチカチカ対策ができないのであれば、安定器の交換を試す価値はある。

ただ、安定器には種類がいくつか存在し、素人には扱いが難しい。安定器を交換したい時には、家電量販店のスタッフや街の電器屋などの専門家に相談し、場合によっては有料で交換してもらおう。

蛍光灯のチカチカはラピッドスタート式やスターター式が原因のケースも

蛍光灯がチカチカする要因の1つに、安定器に「ラピッドスタート式」や「グロースターター式」など、チラツキやすいものを使用していることも挙げられる。対策としては、インバータ式のものに変えてしまうことだ。インバータ式は高周波による点灯で蛍光灯特有のちらつきを抑えてくれる。もし安定器がラピッドスタート式やグロースターター式であれば交換を検討してみよう。

蛍光灯のチカチカを切れるまで放置したら体調に影響を及ぼす恐れも!?

蛍光灯がチカチカしてしまう現象を放っておくと、目を悪くしてしまう可能性がある。人によっては頭痛になってしまったり、吐き気を感じてしまったりと体調不良を訴えるケースも少なくない。チカチカの対処は面倒だが、早急に対応をしたい。

蛍光灯が発するチカチカ点滅は目に悪いため注意が必要

そもそも人間の目は高性能で光の強弱をしっかりと捉えることができる、いわば精密機械だ。したがって、蛍光灯のチカチカは精密機械である目に対して余計なストレスを与え、結果として視力低下の要因にもなる。

さらに、先述したように光の点滅は視力だけでなく体調にも影響する。テレビ番組で激しい光の点滅を見たことにより、視聴者が呼吸困難になるなど体調不良を起こしたケースもある。蛍光灯はテレビほど集中して見つめることはないだろうが、激しい光の点滅には注意したい。

蛍光灯がチカチカと点滅をしてしまう原因のほとんどは蛍光管の寿命だ。しかし場合によっては安定器などの別の部位が原因になることも。いずれにしても交換することで対処することができるので、どうしても原因がわからないときは専門業者に見てもらおう。点滅を放っておくと、視力を下げてしまったり、体調不良につながったりと良いことはないため、早めに対処することを強くおすすめする。

※データは2019年8月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品・サービスのご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット

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