取材からわかった『チョコバッキー』のヒット要因3
1.感性に訴えた
チョコレートの食感が、「パリッ」としたところもあれば「バキッ」「ゴリッ」としたところもあり独特。1本で様々な食感が楽しめるところは、感性に訴えるところがある。一度知ると深く印象に残り、買われ続けられる。
2.商品力の高さ
以前は知る人ぞ知る商品。しかし、中身を変えず見せ方や打ち出し方などを変えただけで広く知られ売れ行きをさらに伸ばした。元々の商品力が高いため、広く知られたことで売れ行きが格段に向上した。
3.コストパフォーマンスが高い
通年販売のバニラやチョコレートは1本60円(税抜)と安価。他社ではなかなかマネのできない価格で、美味しく食感が楽しいとなれば、コストパフォーマンスが高い。
工場で量産しているものは、味・見た目ともに安定した出来栄えになるのが普通だが、中島氏は『チョコバッキー』を「安定していつつ変化があるという矛盾を抱えた商品」と評する。見た目に関しては同じものが2つできず1本1本表情が違う商品は、買う楽しみがある。手が伸びるのも納得できる。
製品情報
https://www.chateraise.co.jp/products/detail?id=1002216&category_id=45
https://www.chateraise.co.jp/products/detail?id=1002215&category_id=45
文/大沢裕司