熱帯夜には涼しい睡眠、“浴び続けることができるやさしい風”は欠かせない
風量1で眠った感想は前述したが、より暑いと感じる夜、風量2で眠ってみた。穏やかな風ながら、当然1より強い。寝付く前に薄い羽毛布団をかけた。暑ければ剥げばいいだけだが、結局起きるまで布団をかけたままだった。軽く寝汗をかいたが、快眠ぶりは風量1の時と変わらない。布団をかけずに風量1、布団をかけて風量2、どちらがいいのかはわからない。その夜の温度次第だろうが、使い続ければやがて勘所がわかってくるだろう。
こうなるともはや熱帯夜には涼しい睡眠、“浴び続けることができるやさしい風”は欠かせない。そして冬の省エネ効果や、梅雨の部屋干し乾燥にも期待大だ。アメックスの特典を契機に、いい買い物をしたと思っている。
ただしアメックスの術中にはまり、散財を重ねていく不安も少々生じているが……。
文/斎藤好一(元DIME編集長)