上司と一緒にランチをするシーンが来たら、自分の好感度を上げるチャンスといえる。しかし、いざ好感度を上げようと思うと、迷うことも多い。そこで今回は、若手エグゼクティブまで研修を行うY’s オーダーの代表、藤野祐美さんに、上司とランチをするときに好感度を上げるワザを聞いた。
上司とのランチにおけるメニューの選び方
上司とのランチといえば、まず迷うのが、何を注文すべきかということ。同じメニューにしたほうが良いなどの噂もあるが、どれが正解なのか?
「上司から、特に勧められるメニューがなければ、また、特に上司がご馳走してくださるのでなければ、自由に選んでも問題はないでしょう。上司と同じメニューにすれば、一つの共通体験を作り出すこともできるでしょう。ただし、上司が明らかに値段の高いメニューを選んでいるときには、無理をして合わせる必要はありません」
とはいえ、いくら自由といえども、避けたほうが無難といえるメニューがあるという。
1.上司が選んだメニューと比較して明らかに高いもの
「上司の方が、お給料が高いことは当然ですが、実際、昼食に使えるお金となると、意外と家庭を持っている上司は、予算が少ない可能性もあります。同じ金額、もしくは、少し安めのものを選んで、上司のプライドを傷つけないようにしましょう。上司より高いメニューがどうしても食べたいときには、“今日は、めちゃくちゃお腹空いてるんで、これにします!”といった言い訳があったほうが、上司への受けは良いでしょう」
2.調理時間、食べ終わるまでに時間がかかってしまうもの
「注文がサーブされるまで、また自分が食べ終わるまでに、上司を待たせかねません。“急がなくていいから”と言いながらも、部下に待たされる上司の心中が穏やかでないことは、容易に想像いただけると思います」