家のローンは変動金利と固定金利どっちがいい?
住宅ローンの金利タイプには、大きく分けて「変動金利」と「固定金利」の2種類がある。収入に余裕があり、どんどん返済できるなら変動金利、子供の教育費などローンを返しながら貯金もする必要がある家庭なら固定金利がよいだろう。
住宅ローンの月々の返済額は?みんなが払っている平均額
国土交通省の「平成29年度住宅市場動向調査の結果」によると、注文住宅を住宅ローンで買った人の月々の返済額は平均で約10万9千円だ。
【参考】報道発表資料「平成29年度 調査結果の概要」(国土交通省)
家のローンが払えないとどうなる? 家を売らなくてはならないかも…
住宅ローンの支払いが3か月ほど滞ってしまうと、金融機関から借入残高の一括返済を求められることが多い。半年以上滞納すると、強制的に家を競売にかけられてしまう可能性もある。
家のローンを組むために連帯保証人は必要?
一部の金融機関を除いて、一般的に住宅ローンの連帯保証人は不要だ。ただし、連帯保証人を求められるケースもあり、その場合、保証会社の利用をすすめられることもある。
家のローンが払えなくなったらどうする? 子供が代わりに払うための条件
親が住宅ローンの返済をできなくなった場合、その家に住むことと、十分な収入があることを条件に、子が代わりにローンの返済を行える。
ローン途中の売却や名義変更はできる? 住宅ローンの疑問にQ&A形式で答えます!
ここからは、売却や名義変更などについてQ&A形式で答えていく。
Q1.ローン返済途中の家を売ることはできる?
A.引き渡し時にローンを完済できれば、住宅ローンが残っている家でも売却できる。
Q2.離婚したら家のローン名義は夫から変更できる?
A.金融機関との交渉次第ではあるが、離婚してローンの名義を変更するのは、かなり難しいといえる。
【参考】離婚した女性が注意すべき住宅ローンや物件探しの落とし穴
Q3.離婚後に家のローンを養育費代わりに払ってもらえる?
離婚して夫が家を出ていき、養育費の代わりに妻と子が住む家のローンを夫が支払い続けるというケースはよくある。しかし、夫からの支払いが滞った場合には、妻と子が家を出ていかなければならない。
住宅ローンの返済は何十年と続く。長い期間の中で、予想外の事態が起こることもあるだろう。今回ご紹介した内容は、あくまで基本的な情報だ。住宅ローンを利用する際には、慎重に考えて、各金融機関や不動産会社、専門家などに相談のうえ進めてほしい。
※データは2019年7月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※住宅ローンのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット