理想とは裏腹に、約半数以上が壊れた家電を廃棄!
8 割超の人が日常的に“エコ”を意識しているにも関わらず、家電が壊れた際に修理をせず廃棄してしまう人が52.8%にものぼった。〈表 5〉
家電を長く大切に使いたいという理想があるにも関わらず、つい廃棄してしまうという現状から、家電を廃棄した際には「うしろめたさ」を感じる人が66.8%にものぼっている。〈表 6〉
総合家電エンジニアが平成版・三種の神器を長持ちさせる方法を解説
■携帯電話(スマートフォン)
内蔵されている充電池の大半はリチウムイオン充電池です。充電池を使い切らずに充電を繰り返すと発生するメモリー効果の心配もなく、継ぎ足し充電が可能です。
しかしながら、満タンになっても充電を継続する過充電と、完全に使い切ってから放置したままにする過放電は、携帯電話(スマートフォン)にとって致命傷になりかねません。
電池残量を 10%未満で使用することや放置することも御法度です。10%に達する前に余裕を持って充電しましょう。
充電中の使用も控えたいところです。充電中にアプリケーションの更新などが自動で行われても発熱量が少ないので大きな負荷になりませんが、SNS やゲームを行いながらの充電は発熱量も多くなり、本体への負荷を考慮して控えるべきと考えます。
バッテリーが長持ちしていれば不思議と不具合も少ないのではないでしょうか。言うまでもありませんが、一番大事なことは機器に衝撃を与えないことです。