壮絶! 世界一の夕日はコタキナバルにあった
あのぉ〜コタキナバル周辺は夕日がとんでもなくキレイだっていうんですよ。
でも夕日は夕日じゃない? いくらキレイでも限度があるとは思うじゃない? でもわざわざ船に乗って夕日を見に行くという。そんな価値がある夕日なのか? 半ば半信半疑でコタキナバルの市街地から北へ1時間。スラマン湖という汽水域の湖があって、その湖と海を結ぶ川のほとりにあるツアー会社の『テンバラ リバー クルーズ』に足を伸ばした。
ここから小船で海岸線まで行き、その砂浜から夕日を見るという。
そしたら……いや〜これは船に乗って行く価値あるわ!!
もう、なんじゃこりゃああああ! としか言葉が出てこないくらい、空一面が真っ赤っか! 三橋美智也の名曲『夕焼けとんび』の真っ赤っかを超えた真っ赤っか!! その真っ赤っかがさ、どんどんどんどん海に沈んでいく一大スペクタクル!!
日没寸前なんかこうですよ。
もう夕日とかいう範疇超えちゃってる。青春ドラマでは夕日に向かって走っていくが、ここまで赤いと、走ってったら太陽の熱に焼かれた燃えちゃいそうで、怖くて走れない。そのくらい赤い!
もう感動というよりも、ちょっと世界観変わった。そういう夕日!
でさ、ここまで赤いのは太陽の沈む海側だけじゃないのよ。逆方向の山側見てもこんな!
それで、もう一度海側に振り返ると、まだ赤い海と空に今度は月が浮かんでてね。
“コタキナバルは夕日がキレイ”というよりも“コタキナバルの夕日は別物”!! そう言いたい。
こんなネイチャーなコタキナバルでは3泊したんだけど、最初の2泊したのが、コタキナバルから北に50分。夕日を魅せてくれたテンバラ リバー クルーズにも近い『シャングリ・ララサリアリゾート&スパ コタキナバル』!!(以下シャングリ・ラ ラサリア)。
シャングリ・ラといえば超一級のホテルグループ。そりゃもう充実のリゾートホテルなんだけど、そこはコタキナバル! ビーチ沿いにあるんだけど、ただのビーチリゾートじゃないのだ! なにしろその総敷地面積400エーカー! よくいう東京ドーム何個分ってヤツで説明すると、その広さは、なんと35個分……この東京ドーム何個分って説明、そもそもが想像つきにくいけど、35個ともなると、具体的な想像はつかないが、とにかくバカみたいに広いっていうことだけは切実に分かる!
もうちょっとわかりやすくいうと代々木公園の約3倍。なにしろホテルとビーチと、その裏山の熱帯雨林全部が敷地なんですから! もうビーチリゾートを凌駕する全方位ネイチャーリゾート!!
だから、ジェットスキーだ、パラセーリングだ、カタマランだ、ウォータースキーだ、オーシャンカヤックだなんていうマリンアクテビティだけじゃなく、敷地内だけで6コースものトレッキングコースがあって、そんな大自然の熱帯雨林を巡るネイチャーアクティビティ……バードウォッチングに特化したコースや昆虫を観察することを目的としたコースなど、ネイチャー体験がいっぱい用意されてるんですよ。
そんなアクティビティの中から参加したのが『Breakfast With View at Ria Lookout』!