DIME MAGAZINE
極楽以外に言葉見つからず
このサウナ室のベンチの背もたれ。その一番上にちょっとしたミゾがあるんですよ。
で、その溝にバスタオルの短い方の辺を引っかけることができまして……。
引っかけております。それにしてもタオルがデカイ。
すると、こういう風に背もたれ面、座面、さらに足を置く部分までを、バスタオル一枚でうまいことカバーできちゃうんですよ。
こんなちょっとした気遣いが素晴らしい!!
背もたれの部分って、寄っ掛かって楽な姿勢になりたいなァと思ってても、その部分の木が熱々になっていて寄っ掛かりにくい時もあるんじゃない？ だいたいサウナでタオルが敷いてある所って座面だけだから。しかし、これならそんな心配ご無用!!
それにタオルの上の部分がひっかかってるから、体を動かしてもタオルがズレるなんてこともない。ドターッなんて寄っ掛かれちゃう。そんな圧倒的にリラックスした状態に降り注ぐロウリュ。
ズバリ極楽！
ただ水風呂はない。ただし、それを払拭するクールダウンアイテムがこのシャワールームにはあったのだ！
水風呂がないので水シャワーを浴びようと思ったら、普通のシャワーヘッド以外に滝みたいに水がドボドボ～ッと流れ落ちるシャワーヘッドがあるんです、ここのシャワールーム!!
これまたスマホ写真で重ね重ね申し訳ない。絶対にサウナに入れるという確証があったらばカメラ持っていたのになァ。
写真でわかるでしょうか？ 点々と穴の空いているのが普通の固定式シャワーヘッド。で、その右下から水が滝っぽく噴出してるでしょ？ コレです。これで水シャワー浴びたら、もうバッチリでしたよ。
もう一回書く。ズバリ極楽！
この後、マカオで最も高層に位置する40階のプールに行って外気浴して、さらに気持ちよくなっちゃう話や、外観以上に未来そのもののホテルの部屋の話や、ホテルのダイニング……なんとアラン・デュカスの最新レストランがあるなんて話、さらにはモーフィアスを運営する『メルコリゾーツ＆エンターテインメント』がマカオで展開するもひとつのＩＲ施設『スタジオ・シティ』で始まったド迫力の大規模カースタントショー、そしてＩＲ施設のその裏側の話などは、最初に書いた通り、すでに『＠ＤＩＭＥ』で記事を公開中！
このサウナ、本当に良かったけれど、それでも「これはゆっくりサウナに入ってる場合じゃない！」って思うほどに、その他の取材体験がまさにサウナ以上の感動と驚愕体験！ 今この記事を読み終わったら即座にマカオの記事にジャンプ！
さすれば未来が見えてくる！
これが今ここにある未来だ！マカオにオープンした話題のホテル「モーフィアス」滞在記
マカオの巨大リゾート施設「スタジオ・シティ」は表も未来だが、舞台裏も未来だった！
文／カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。
最新号
