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携帯電話会社、と聞くとまずどこの企業を思い浮かべますか? おそらく多くの人がドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4社を真っ先に思い浮かべると思います。
しかし日本にはまだまだ多くの携帯電話会社が存在します。今回の記事では、そんな日本の携帯電話会社とそのシェアランキングなどを紹介します。
携帯電話会社の一覧とシェア
「MNO」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。MNOとは「移動体通信事業者」の略で、基地局や設備を持っており、自社の回線を用いてユーザーにサービスを提供する携帯電話会社のことです。日本においてはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルがこれに該当します。
それに対し、今CM等で話題の格安SIMを提供する、LINEMOやUQモバイル、ワイモバイルは「MVNO」といいます。MVNOは、MNOにV(Virtual)が付いた「仮想移動体通信事業者」といいます。MVNOはMNOと異なり、自社回線を持たず、MNOに対しお金を払って回線を借り、ユーザーにサービスを提供しているのです。
この項目では、そんなMVNOも含めた、携帯電話会社の一覧とシェアランキングを紹介します。
日本の携帯電話会社一覧
日本の携帯電話会社の一覧をMNO、MVNO(使用回線)別に五十音順で紹介します。なおMVNOは日本だけでも優に100社を超えているため、全てを紹介するのは不可能ですので、代表的な20社を紹介します。
【参考】価格.com
【MNO】
・NTTドコモ
・KDDI/沖縄セルラー電話(au)
・ソフトバンク
・楽天モバイル
【MVNO】
・mineo(マイネオ):ドコモ回線
・povo:au回線
・IIJmio(みおふぉん):ドコモ回線
・H.I.S.モバイル:ドコモ回線
・ahamo:ドコモ回線
・ロケットモバイル:ドコモ回線
・UQ mobile:au回線
・イオンモバイル:ドコモ回線
・Y!mobile(ワイモバイル):ソフトバンク回線
・NUROモバイル:ドコモ回線
・irumo:ドコモ回線
・LIBMO(リブモ):ドコモ回線
・エキサイトモバイル:ドコモ回線
・QTmobile:ドコモ回線
・BIGLOBEモバイル:ドコモ回線
・BIC SIM:au回線
・LINEMO:ソフトバンク回線
・J:COM Mobile:au回線
・DMM mobile:ドコモ回線
・OCN モバイル ONE:ドコモ回線
など
日本の携帯電話会社シェアランキング
総務省発表の「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和5年度第3四半期(12月末))によると、2023年12月時点の携帯電話の契約数シェアは、NTTドコモが34.9%でトップ。次点でKDDIが26.8%、ソフトバンクが3位で20.4%、楽天モバイルが2.6%となっています。
またMVNOでもNTTドコモ回線が5.8%でトップ、ソフトバンク回線が5.5%、au回線が3.7%と続いています。
【参照】総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和5年度第3四半期(12月末))