飯能市の元祖ム-ミン谷にも注目!
埼玉県飯能市は、元々、ムーミンと縁が深い街。『メッツァ』から南に7kmほど離れたところに、『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』という飯能市の公園があり、ココがまるでムーミン谷のようだからだ。それもそのはず。ここはムーミンの童話の世界をモチーフに、ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンと手紙のやり取りをしながら生まれた公園だから。平成9年に『あけぼの子どもの森公園』としてオープンし、約20年間、子どもたちにトーベ・ヤンソンの思いを伝えてきた実績から、2017年6月1日より『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』に改名された。
飯能市のムーミンの物語をテーマにした公園『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』。
公園には、「水あび小屋」や「きのこの家」、「見晴らし橋」など、ムーミンの物語を想像させる施設があり、子どもが冒険したり、好奇心を刺激する遊び場がいっぱい。トーベ・ヤンソンに関する資料を展示した「森の家」もある。昨年12月には園内に「カフェ プイスト」もオープンし、新たな魅力が加わった。
ムーミンのテーマパークを誘致するに当たって、候補地はいろいろあったようだが、最終的に埼玉県飯能市に決まったのは、『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』のこれまでの功績も大きい。『ムーミンバレーパーク』を訪れて、その魅力に夢中になったら、ぜひこちらの公園にも訪れてみて、トーベ・ヤンソンのムーミン世界を楽しみたい。
●トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園●
住所:埼玉県飯能市大字阿須893-1
問い合わせ:飯能市役所福祉部 042・972・7711
開園時間:9時~17時(季節によって変更)
休園日:月曜日(祝日の場合、その翌平日)
入園料:無料
https://www.city.hanno.lg.jp/akebono
© Moomin Characters
取材・文/綿谷禎子