OutlookのバージョンごとにGmailの使い勝手を比較する
Outlookの最新版は、2019が登場したばかり。やはり、2016や2013をお使いの人が多いだろう。この2つのバージョンでは、Gmailの使い勝手に違いはあるのだろうか。
Outlook2016ではGmailアカウントの設定がラク
メールソフトとしての使い勝手の違いは、当然のことながら新しいほうの2016に軍配が上がる。基本的には、メールソフトとしての使い勝手が違うわけだが、2016では、Gmailアカウントを設定する際に細かな項目が自動的に設定されるようになったのが大きなトピックだ。
Outlook2013ではGmailアカウントを手動で細かく設定
一方、2013では、送受信サーバー名やポート番号といった細かな設定項目を一つ一つ設定しなければならない。最初に一度だけ設定すれば済むことだが、わずらわしい作業がない2016のほうが使いやすいのは確かだ。
Outlook以外にスマホやタブレットも! やっぱりGmailはIMAPで
Gmailは、メール受信方式としてPOPも選択できるが、Outlookを利用するパソコン以外にも、スマホやタブレットなど複数の端末から利用することを考えれば、IMAPを利用すべきだろう。
POPの場合は、メールを端末にダウンロードする方式なので、例えばスマホで、あるメールをダウンロードしてしまうと、パソコンのOutlookではそのメールを閲覧することができなくなってしまう。こういった不都合を回避できるのがIMAPだ。
IMAPならGmailからOutlookに転送する必要なし
IMAPの場合は、いつでもどこでも同じ状態の受信トレイを見られる。端末によって状態が違うことはない。メールを受信した端末から返信する端末にいったん受信メールを転送して……といった面倒な手間が省けるわけだ。
【参考】
フォルダ作成より便利!Gmailのラベルを使ってメールを効率よく管理する方法
Gmailから転送せずOutlookでメールに返信
スマホで受信したメールを閲覧して、返信するのにパソコンのOutlookを使うといった場合でも、Outlookを開いた瞬間にスマホで閲覧したメールがそこにあるので、そのままサッと返信メールを書けるのがスマートだ。
Gmailを活用するなら、こういったスマートなスタイルを確立したい。ぜひIMAP方式でメールを受信し、Outlookやスマホでいつでもどこでも便利にメールを読み書きできる環境を構築してみてほしい。
【参考】
文/ねこリセット