Gmailは、一般的なメールソフトでお馴染みの「フォルダ」という概念がなく、代わりに「ラベル」を採用しています。ラベルは、一通のメールを「仕事」「プライベート」など複数のグループに所属させて管理することができる、画期的な機能。ラベルの付け外しも簡単で、まさに“付箋”や“張り紙”のように手軽に使いこなすことができます。今回はラベルの作成方法にフィーチャーしつつ、その使いこなし方を紹介します。
【参考】こんなに便利なの!? フォルダ以上に役立つGmail「ラベル機能」の使い方
Gmailにおけるフォルダ作成方法とは、すなわちラベルの作成方法
Gmailには、受信トレイ/スター付き/送信済み/下書きなど、デフォルトで「システムラベル」が用意されています。加えて、自分の好きな名称のラベルを追加することができます。作成したラベルは、名称変更や階層化、色分けなどが可能。自分の使いやすいようにカスタマイズできるのです。
まずパソコンでGmailを開き、ラベルリストを下にスクロールして、「もっと見る」⇒「新しいラベルを作成」をクリックします。ラベル名を入力して「作成」をクリックすればラベルが追加されます。
ラベルを階層化する方法
なお、ラベルを階層化するには、「次のラベルの下位にネスト」にチェックを付けて、親ラベルを選択するだけ。そうすると、作成したフォルダが親ラベルの下に配置されます。階層はあとから変更することも可能です。
「ラベルの管理」画面で、様々なGmailラベルの操作が可能
ラベルを作成するには、作成/編集/表示設定などを行える「ラベルの管理」画面を利用する方法もあります。ラベルリストの「新しいラベルを作成」の上に「ラベルの管理」という項目がありましたが、こちらをクリックするとこの画面に進むことができます。左上の「新しいラベルを作成」をクリックすれば作成画面に進みます。
管理画面は、右上の歯車ボタンをクリックし、「設定」⇒「ラベル」のタブを選択しても呼び出すことができます。
Gmailのフォルダ作成をスマホで行う場合は、ブラウザで操作を
2019年2月現在、ラベルの作成や編集はスマホのGmailアプリでは操作できないため、スマホでこれらの作業を行う場合は、WEB版のGmailにアクセスする必要があります。
まずブラウザでGmailを開き、「三」のマークをタップ。下へスクロールすると、小さく「デスクトップ」と記載してあるので、そちらをタップしましょう。