DIME MAGAZINE
農業従事者以外も使える！ JAバンク マイカーローン
意外な穴場として密かな人気を呼んでいるオートローンが、全国8400店舗あるJAバンクのマイカーローンです。
JAとはみなさんご存じ農業協同組合のこと。
JAバンクは全国に民間最大級の店舗網を展開し、金融サービスを提供してる、JAバンク会員（JA・信連・農林中金）で構成されるグループの名称です。
農業に従事していなくても、誰でも利用可能。地域によって異なりますが全般的に金利は低めなうえ、ネットで仮審査が可能です。
■インターネットで仮審査が可能！
先述したように、オートローンは審査に通るかどうかが出発点。JAバンク マイカーローンは、インターネットを利用して24時間365日の仮審査の申し込みが可能です。
JAバンクのウェブサイトにアクセスし、オートローンのコーナーから仮申し込みのページへ。居住地の郵便番号を入力すると金利が表示されるので、同意条項に同意のうえ手続きに入ります。
あとは簡単な情報の入力をすればOK。書類などを一切用意することなく、ネットやスマホで仮申し込みが可能です。
あとはEメールで届く仮審査結果を受けて、JA窓口で正式申し込みをするだけ。
オートローンを組むにあたってもっとも面倒な審査の負担を軽減してくれます。
■審査基準は銀行系同様に厳しめ？
低金利がウリのJAマイカーローンだけに、審査基準はやや厳しめと言われています。
冒頭に説明した「車のローンが通らない理由」に引っかかることがなければ、基本的には審査に通るはずです。
ただし、融資条件として18歳以上75歳未満で最終償還時の年齢が80歳未満。前年度年収200万円以上、勤続年数1年以上と明記されています。
また、アルバイトや職種によって審査に落ちるという情報もあり、注意が必要です。
ただし、前述のとおりJAマイカーローンはネットで仮審査が可能。まずは申し込んでみるとよいでしょう。
■金利引き下げサービスもあり
地域によって金利が異なるのがJAマイカーローンの特徴です。
概ね1.5〜4％と、それなりの開きがありますが、これでもネットでの仮審査時に確認できます。金利に納得できた場合にのみ、仮審査の申し込みを進めるとよいでしょう。
また、JAでの給与振り込みの有無、JAカードの有無、JAでの公共料金口座振替の有無、JAネットンバンクの契約の有無などによって、金利が引き下げられるというサービスも。併せて検討してみましょう。
■必要な書類はごく一般的
ネットで行える気軽な仮審査の段階では、書類は一切必要ありません。
仮審査が通ってJA店頭で本申し込み、契約となった場合、以下の書類が必要となります。これらはオートローン利用にあたってごく一般的に用意する必要がある書類です。
・本人確認書類（運転免許証・パスポートほか）
・年収確認書類（給与所得者…源泉徴収票または住民税決定通知書・公的証明書ほか、自営業者…納税証明書または確定申告書など）
※申込金額が100万円未満の場合は不要（JAによる）
・資金使途確認書類（自動車購入契約書など）
・場合によりその他の書類
■気になる支払いの実態は？ シミュレーションしてみた
JAマイカーローンを組んだ場合の返済シミュレーションをしてみましょう。
居住地域によって金利に差がありますし、条件によって金利が引き下げられる場合もありますが、ここではJAマイカーローンとしてはやや高めの3%と設定します。
借入金額は300万円、固定金利、ボーナス払いなしの元利均等返済とします。
（3年・36回払いの場合）
月額 8万7243円
利息 14万769円
合計 314万769円
（5年・60回払いの場合）
月額 5万3906円
利息 23万4360円
合計 323万4360円
（10年・120回払いの場合）
月額 2万8968円
利息 47万6180円
合計 347万6180円
※編集部独自計算による目安です。実際の返済額とは異なる場合があります。
中古車にもオートローンは使えるの？
新車だけではなく、中古車の購入資金もオートローンが利用できる場合が多いです。
先述のオリコのオートローンや、JAバンク マイカーローンでも中古車のローンが用意されています。
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※データは2024年11月時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
※本記事はローンの利用を推奨する目的はありません。あくまで自己責任にてお願いします。
文／木村公次郞
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