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距離を置いたほうがいい上司の特徴

2015.01.13

3.可能性を潰される

「1」と「2」と重複する部分があるが、上司から否定され続けると、「私はやはりダメなんだ」と思い込むものだ。特に30代半ばまでくらいでの、キャリアが浅い時期は上司の言っていることを素直に受けとめる傾向がある。もちろん、仕事の指示や助言はきちんと受け入れるべきだが、「君ではダメだ」と否定された時は、必ずしもそれを額面どおり捉えるべきではない。このあたりは実に難しいところだが、自分の可能性を自ら潰すようなことにならないようにしたい。

4.心や体にとってマイナスの影響を与える

 上司から否定され続けると、心や意識だけでなく、体にも悪影響が出ることがある。経験論でいうと、ストレスがたまることで、抵抗力や免疫力が低下し、風邪など病気を患いやすくなる人も少なくない。ストレスを発散させようと、食べすぎたり飲みすぎたりする機会が増えるし、その逆もある。それが重なると、会社を休むことも増えるだろう。服装や髪など、身なりに気を配らなくなり、身だしなみにも悪影響を及ぼすことが多くなる。

「1」から「4」までを経験すると、その上司から距離を置きたい、離れたい、と思うようになるはずだ。例えば、「他の部署に異動にしたい」「会社を辞めたい」ということになる。そういった思いを抱くのは、ごく当然なことだ。決して、自分が「弱い人間」なのだと思うべきではない。

 とはいえ、他部署に移ることがすぐにはできないケースもある。小さな会社なら、そもそも人事異動自体がないかもしれない。次の就職先も確保していないのに会社を辞めてしまうのは、今の時代、あまりにリスクが大きい。このような場合は、どう対処していくのか難しいところだが、まずは上司からそっと距離を置き、離れることが肝心だ。

 ただし、挨拶も会話もしないのは問題だ。仕事の指示を受けたら、当然、「はい、わかりました」と答えるようによう。黙々と仕事をこなしながら、それ以上、深い会話はしないようにすること。そして、同じ部署の人ともよく話をすることで孤立しないようにしよう。しばらくは、仕事に集中できない状態が続くかもしれないが、ある程度、時間が経つと気分がずっとラクになるはずだ。

 上司が部下を否定したくなる思いも、わからないでもない。いつまでも仕事を覚えることができない人はいるし、組織になじめない人も、ミスを繰り返す人もいる。適性に欠けている人も少なからずいることだろう。しかし、管理職手当をもらいながら、部下をただ否定することしかしないのは、大きな問題だ。それは“プロ”とは言えない。

 部下としては、こういう上司とはうまく距離をとることに限る。間違っても、そんな上司に好かれようと思って、距離を縮める努力はしないことだ。仮にうまくとりいったとしても、いつか梯子を外される日が来るかもしれないと思ったほうがいいだろう。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。著書に「封印された震災死」(世界文化社)、「震災死」「あの日、負け組社員になった…」(ダイヤモンド社)、「非正社員から正社員になる!」(光文社)、「悶える職場 あなたの職場に潜む「狂気」を抉る」(光文社)など、多数。

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