お洒落と美味しいが集結！“クールジャパン”を体現する街「蔵前」の歩き方

◆結わえる
台東区蔵前2-14-14　TEL：03-5829-9929　
ランチ11:30～14:30、ディナー平日17:30?23:00、土祝17:00?22:00（日曜、お盆、年末年始休）

　達人が「お昼はぜひここで！」と強力にプッシュしてくれたのが、「寝かせ玄米」で有名な結わえる。ランチタイムは日替わりで、一汁二菜の「箱膳定食」（税込850円）と、肉か魚の主菜が付いた一汁三菜の「ハレ箱膳定食」（税込1,050円）の2種類から選べる。

　セルフ式で定食の種類に合わせて、主菜や小鉢、汁物を選んでいく。ワタクシは当然ながら品数の多い「ハレ箱膳定食」を選び、魚の「鰯明太焼」を、汁物は若筍汁をチョイス。漬物は自由なのでたっぷりとよそって、寝かせ玄米ももちろん大盛り（+50円）で。

　玄米は炊くのが難しく、普通に炊くとパサパサしてしまうため、あまり好きじゃないという人もいるかもしれない。「寝かせ玄米」は100％玄米と小豆と自然塩のみを使い、圧力鍋で炊いてから保温状態で3～4日熟成させたもので、驚くぐらいにもっちもちの食感が特徴だ。口に入れると香ばしさが広がり、赤飯と玄米のいいとこ取りをしたようなおいしさだ。

　主菜も汁物も旬の素材を使った素朴な味わい。体の中からキレイになっていくような気がする。夜は日本酒やどぶろく、地ビールなどが楽しめる酒場になるそうで、これまたつくづくご近所の方が羨ましい。

達人コメント「ランチタイムは混雑していますが、結わえるの玄米定食は蔵前に来たら、ぜひ味わってほしいです。食材や調味料、おつまみやおやつなどが並ぶ物販コーナーも要チェック。私のおすすめは玄米を麹で発酵させた『玄米甘酒』。ノンシュガーですがほんのり甘くて、ホットミルクで割ると体が温まります」