■ソーダは2種類
1973年に発売された、炭酸と組み合わせた爽やかな「カルピスソーダ」も、「カルピス」の代名詞。2種類を比べてみた。
(1)「カルピスソーダ」
お馴染みの乳白色。「カルピス」の香りは強い。炭酸は抑えめの印象だが爽やか。
(2)「『カルピスソーダ』大人のキレ味グレープフルーツ」
色は「カルピスソーダ」と似ているが、香はグレープフルーツ。飲むと炭酸が強く感じられるが、グレープフルーツの苦みが広がる。「カルピス」の甘みが弱く大人のドライな味わい。
■割らずに飲める「カルピスウォーター」
水で希釈された「カルピス」が登場したのは1991年。単純に水で割っただけの「カルピス」がなかなか製品化されなかったのは、時間経過と共に粒子の凝集・沈殿などの劣化が起きるためだった。そこで、粒子を細かくし、窒素ガスを鮮度保持のため封入するなどの技術開発がなされたという。
「カルピスウォーター」
透明感のある乳白色。ややさっぱりした「カルピス」の味は健在。爽やかで飲みやすい。