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10cmフルレンジで「バックロードホーン」を作る夏の工作

2015.07.26

■Design

私はバスレフの箱臭くて遅れてくる低音が嫌いなので、スピーカーを自作するなら密閉型かバックロードホーン、または音響迷路型とかドロンコーンとか、とにかくバスレフは避けたい。何度も書いているがバックロードホーンは設計、板の切断、組み立ての全てが難しい自作スピーカーの頂点である。それがキットならお手軽に完成できるのだ。材料は全てカット済みで番号が振ってあるので木工用ボンドで接着するだけで完成。スピーカーターミナルと接続ケーブルもハンダ付け不要で付けられるタイプが付属。これは音質が悪そうだったのでターミナルとケーブルは別途用意した。仕上げは前回、水性塗料をローラーで塗ったのだが、やはり塗りむらが出てしまった。今回はアクリル系カラースプレーで仕上げることにした。

2015夏の工作は10cmフルレンジで「バックロードホーン」を作る!

「Stereo8月号」は10cmフルレンジ2本付きで、本誌より付録の箱の方が厚みのある豪華版。エンクロージャーの紹介記事もあり夏の工作に欠かせない

2015夏の工作は10cmフルレンジで「バックロードホーン」を作る!

これが付属のユニット。バナナパルプと木材パルプを混ぜたパルプコーン。エッジは布エッジを採用。センターキャップはコーン紙と同じ素材を使い音色の統一感を追求している

2015夏の工作は10cmフルレンジで「バックロードホーン」を作る!

裏側にはFOSTEXのロゴが入っている。作りは非常に良く、これではメーカーが儲からないのでは、余計な心配が頭をよぎる

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