気象庁が異例の記者会見を開き「命の危険がある暑さで災害と認識している」と表明するなど、記録的な猛暑が続き、熱中症への警戒が連日呼びかけられている。
この厳しい暑さのなか、熱中症に加えて、気をつけなければならないのが「夏バテ」。
一般的に、夏バテ対策は、栄養バランスのよい食事、適切な水分補給、休養(睡眠)、体温調節ができるからだづくり(適度な運動による発汗)が大切だと言われているが、実は筋肉を維持することが重要だったということは、これまで着目されていなかった。
そこで今回は「筋肉」の維持という観点から、夏の食事や運動、その他の対策について紹介しよう。
暑い日中は「運動不足」に陥りやすい
ヒトは発汗で温度調節をしているため、汗をかく軽い運動をしておくことが、夏バテを防ぐ一つの方法。しかし、夏は空調が効いた室内にいる時間が増え、熱中症予防に外出を避けるため、どうしても運動不足になりがち。
そのため、筋肉量が低下し、発汗もしにくくなるという 悪循環に陥ってしまう。そのため、朝夕の比較的涼しい時間に、軽い運動をして発汗能力を上げることがおすすめ。 たとえ涼しい室内にいたとしても、テレビを見ながらでも簡単にできる体操をするなど、少しでも、 隙間時間を使って筋肉の維持に心がけよう
室内でも手軽にできる運動で体を動かそう
「ながら時間」や「隙間時間」を効果的に使って、夏の間も筋肉維持を心がけよう。
出典:「ロコモチャレンジ!推進協議会」HP https://locomo-joa.jp/check/locotre/