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なぜ8割のモグラは1年以内に死んでしまうのか?

2018.07.25

【動物園を100倍楽しむ方法】第4回 モグラ

動物が大好きだから、もっと動物園の生き物について、いろんなことを知りたい。動物園の生き物のトリビアを周りの人たちに教えて、一目置かれたい。それには動物園の飼育員さんに聞くのが一番だと考えたのが、この企画である。動物園の動物のいろんな逸話を、飼育員さんに教えてもらおう。

東京都日野市に位置する多摩動物公園は、上野動物公園の約4倍という豊かな自然が残る敷地に、できるだけ柵を使わない形で動物を展示している。今回、取り上げるのはモグラである。多摩動物公園にログハウスのような展示施設、「モグラのいえ」が開設されたのは15年ほど前。現在、11頭のモグラが飼育展示されている。

扉を開くと中は20畳ぐらいのスペースだ。部屋の中央に配されたテーブルの表面の透明なアクリル板の中には、山砂が詰め込まれ、それぞれ区切られた“モグラの寝ぐら”になっている。そこから伸びるプラスチック製の網のトンネルが、天井に張り巡らされ、巣から出たモグラは網のトンネルを伝い、バックヤードにあるプラスチック製の給餌のケースまでの間を動き回る。来園者はテーブルの透明なアクリル板越しにモグラの巣を観察し、天井の網目のトンネルを伝い、給餌のケースに移動するモグラを見ることができる。 

11匹のモグラが交わることはない。それぞれ個別の巣穴と移動のトンネルと、給餌のケースが用意されている。

動物園のシリーズ第4回目、お話を聞かせてくれたのは、モグラの飼育を担当する熊谷岳さん(41)である。

「モグラといえば、ヘルメットをかぶり工事をしているイラストが頭に浮かびます。日本人はモグラに親しみを持っていますね。モグラは身近にいる動物ですが、普段は地中で生活している、目にすることができない動物でもあります。それを展示できているのは意味があることではないかと」と、語る熊谷さん。熊谷さんはエサに改良を加え、モグラを長生きさせることに成功した飼育員さんである。一体どんな改良を編み出したのだろうか?

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