
ホワイトデー向けに開発した新製品がブレークするなど、日本の伝統的な和菓子が脚光を浴びている。インスタ映えする見た目の美しさも手伝って、もしかすると近いうちに本格的な和菓子ブームが起きるかもしれない。
「和菓子」と聞けば大半の人は、羊羹、饅頭、煎餅、団子など幾つかの一般的なジャンルを思い浮かべるだろうが、実はバリエーションは細かく、商品点数ともなれば星の数ほどもある。中には、とても珍しい形・素材のもの、食べるのがもったいなく感じる優美なものもあり、奥が深い世界である。
今回は、高島屋の和菓子バイヤーで「全国1000軒以上の和菓子店を駆け巡り、1万種類以上の和菓子を食べた」という畑主税さんに、これまで見てきた和菓子の中から、味が絶品でインスタ映えもする和菓子を紹介していただいた。
■『澤の露』(澤の露本舗)
畑さん:「明治44年に創業して、100年以上もこの1種類の飴だけを作り続けています。水飴を一切使わず、砂糖と香料となるレモンオイルのみを使用し、これだけの透き通った琥珀色の飴を作り上げるのです。
北海道を覆い尽くす白い雪よりも、もっともっと美しい、物産展にも絶対に登場しない、きらめく飴玉をぜひ味わってほしいものです」
【澤の露本舗の基本情報】
住所:北海道小樽市花園1丁目4番25号
電話:0134-22-1428
営業時間:11:00~18:00
定休日:第1日曜日
アクセス:小樽駅から徒歩約9分
公式サイト:http://www.otaruame.com
■『苺わらび餅』(三松堂)
畑さん:「希少な国産の本わらび粉のみで仕上げた、とろとろの柔らかいわらび餅の中には、真っ赤な苺の『とちおとめ』と粒子の細かいさらさらとしたこし餡が。表面には緑色のうぐいす黄な粉がまぶしてあります。
口に入れると甘酸っぱい果汁が飛び出し、あんこは邪魔することなく、程よく甘みを加えています。春を待ちわびる気持ちが高まってくる菓子です」
【三松堂の基本情報】
住所:秋田県秋田市中通5丁目7-8
電話:018-833-8401
アクセス:秋田駅から徒歩約14分
公式サイト:http://www.wagashi-otoriyose.jp