東急電鉄の新型車両、田園都市線用2020系と大井町線用6020系がデビュー

■2020系の東武線直通運転開始まで、しばらくお待ちください

　冒頭で述べたとおり、2020系と6020系は、2018年春にデビューする予定だ。

　なお、2020系は当面のあいだ、田園都市線―半蔵門線間で運行される。東武線直通列車は、習熟運転後に行なわれる予定なので、東武沿線の方はしばらくお待ちいただきたい。

■沿線の小学生が「世界に一つだけのオリジナル中吊りポスター」を制作

　車両の報道公開終了後、沿線在住の親子約30組が参加し、「世界にひとつだけのオリジナル中吊りポスター」を制作した。

隣の２代目5000系の車内では、沿線の街なみが思い浮かばない小学生のために、“見本”を用意。

　2020系の車内で、車両課の方がこの車両の概要などを説明したあと、澄み切った青空のもと、小学生がクレヨン、絵具、マジックなどを使い、オリジナル中吊りポスターを描く。

力作を披露。

「沿線の街なみを走る2020系」を描いた力作は、中吊りポスターとして、2020系１編成に展示。７人掛け座席上の３連式LCDに放映される特別ムービーと併せて、「鉄道と街の歩み」をテーマとした特別列車を約１か月間運行される予定だ。

【取材協力：東京急行電鉄】

取材・文／岸田法眼