■相鉄で初採用したモノ
相鉄で初採用されたものを2つ御紹介しておこう。
1つ目は優先席の片側をユニバーサルシートにした。座面を90ミリ高く、52.6ミリ浅くしたのが特徴で、立ち坐りがラクになるという。そして、座席下に荷物置きを設置。床と区別するため、一段高くしており、荷物の出し入れもラクだ。
一般的なロングシートとユニバーサルシートの掛け具合(相模鉄道提供)。
実際に坐ってみると、ラクに立てるので、腰痛の方にお勧めの座席といえる。
2つ目は個別ドアスイッチ。冷暖房の車内保温を維持するために有効なアイテムで、始発駅や停車時間の長い駅などに使われる予定だという。「<>」は開ける、「><」は閉めるで、エレベーターでよく使われるサインだ。
しかし、「あける」、「しめる」の表示がなく、不慣れな人にとっては、わかりにくいかもしれない。関根車両課長によると、それについてはただいま検討中だという。