現在の試聴システムはバックロードホーンと共鳴管システムを使ったハイファイ指向のものとビンテージの2種類がある。
こちらはCDからリッピングした音楽をHDDに保存してDACで再生、真空管アンプで再生している。TASCAM『DV-RA1000HD』やApogeeElectronics『ROSETTA 200』、Antelope Audio『Isochrone OCX』、GOLDMUND『Mimesis 7』などマニアックな機材が使われている。
パワーアンプはどちらも真空管アンプで、左がサンバレー『SV-501SE』、右がLUXMAN『MQ-88』である。300BシングルとKT88プッシュプルという王道を行く構成。
どちらの試聴システムもアナログ対応だ。テクニクス『SP-10MarkII』とダイナベクター『DV 507』と名機のペア。これが聴けるだけで来店の価値ありだ。
ビンテージスピーカーを鳴らすための試聴システムはアルティックのコーナー型スピーカーをJBLのパワーアンプで駆動。その上にはサンバレーの真空管アンプで鳴らす『花蓮』が載っておりレスポンスのいい音を聴かせてくれた。